特許
J-GLOBAL ID:200903019446253210

植物栽培システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 勝重 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-103176
公開番号(公開出願番号):特開平8-280278
出願日: 1995年04月05日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】土中に浸透する余分な液肥を円滑に回収し、安全かつ効率的に植物栽培を行う。【構成】液肥供給用のパイプが配設される部分に対する下層の地中に多孔パイプを配設し多孔パイプにより回収された液肥に対し滅菌処理を行ない、滅菌処理された液肥はろ過装置に給送され、土、小石、等の異物が除去される。こうして処理された液肥に対しては、チオ硫酸ソーダを添加することで中和し、さらに加水管路36から供給される水により加水され、貯溜槽35へ給送される。貯溜タンク35に貯溜される液肥は、センサー手段39によりPH値あるいは養分の濃度が計測され、またこれらの計測値に基づき、調整用インジェクター34によりPH調整並びに各養分の選択的添加が行われ、再び液肥供給用のパイプ6から、天然芝に対して供給される。
請求項(抜粋):
被栽培植物が植栽される部分の地上または地中領域に液肥供給用のパイプを配設し、該パイプに形成された供給孔より被栽培植物に向けて液肥を散水し、あるいは土中の植物根に向けて液肥を浸透させる植物栽培システムにあって、被栽培植物が植栽される部分の土中に埋設され、土中に浸透降下する余分な液肥を回収する多孔パイプと、多孔パイプにより回収された液肥を集め、これに滅菌処理を施こす滅菌処理手段と、回収された液肥中に含まれる土、小石、異物等を除去するためのろ過手段と、ろ過された液肥に対し所定量の水を加える加水手段と、水を加えられた液肥を貯溜する貯溜タンクと、貯溜タンク内に配設され、液肥のPH値あるいは液肥中のカリウム、マグネシウム、カルシウム、硝酸等の養分濃度を計測するセンサー手段と、貯溜タンクと加水手段の間に配設され、上記センサー手段の計測値に基づき、加水手段から貯溜タンクに向けて供給される液肥のPH調整を行うとともに、上記センサー手段の各養分濃度の計測値が所望の設定値となるようカリウム、マグネシウム、カルシウム、硝酸等の養分を選択的に添加する調整手段と、貯溜タンクに貯溜され、PH調整並びに養分調整の行われた液肥を再び液肥供給用のパイプに向けて供給する供給手段と、を有してなる植物栽培システム。
IPC (5件):
A01G 25/06 602 ,  A01G 25/06 ,  A01C 23/00 ,  A01G 7/00 602 ,  E03B 3/40
FI (7件):
A01G 25/06 602 ,  A01G 25/06 F ,  A01G 25/06 A ,  A01G 25/06 D ,  A01C 23/00 J ,  A01G 7/00 602 B ,  E03B 3/40
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-058836

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