特許
J-GLOBAL ID:200903019447107757

核融合装置の真空容器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-204745
公開番号(公開出願番号):特開平8-068879
出願日: 1994年08月30日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】【目的】 予じめ製作された二重壁リブ構造の複数のセクタ-片を溶接接合して、ド-ナッ状に組立てた核融合装置の真空容器において、組立当初は勿論、超伝導トロイダルコイルの分解のための切断に伴う再組立を高精度・高強度でかつ安全に接合できる結合部構造を得る。【構成】 セクタ-片12の両端部に固着されたリブ10の最内外壁部分に、組立当初、真空容器壁として活用する第1の内壁片18a,第1の外壁片21aをそれぞれ接合する最内壁結合部15aと最外壁結合部16aとを設けるとともに、その各内壁に再組立する際の壁となる第2の内壁片18b,第2の外壁片21bをそれぞれ接合する内壁結合部15bと外壁結合部16bとを設ける一方、最内壁結合部15aの内壁結合部15bとの間および最外壁結合部16aと外壁結合部16bとの間に溝を刻設した。
請求項(抜粋):
プラズマを封じ込む真空容器であって、この真空容器を形成する壁面は、内壁と外壁の相互間をリブで補強した二重壁で構成され、かつ、周方向に分割されたセクタ-片を予じめ製作して、これらセクタ-片をド-ナッ状に組み立てた核融合装置の真空容器において、前記セクタ-片の両端部に固着された前記リブの最内外壁部分に、組立当初、真空容器壁として活用する第1の内壁片、第1の外壁片をそれぞれ接合する最内壁結合部と最外壁結合部とを設けるとともに、前記リブの最内外壁部分を基点に内側に向かう部分には、前記第1の内壁片,第1の外壁片を切断して再組立する際、真空容器壁として活用する第2の内壁片,第2の外壁片をそれぞれ接合する内壁結合部と外壁結合部とを設ける一方、最内壁結合部と内壁結合部との間および最外壁結合部と外壁結合部との間に溝を刻設した事を特徴とする核融合装置の真空容器。

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