特許
J-GLOBAL ID:200903019447283075

ヒープサイズ自動最適化処理方法,ヒープサイズ自動最適化装置,そのプログラムおよびプログラム記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小笠原 吉義 ,  山谷 晧榮
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-378194
公開番号(公開出願番号):特開2004-206644
出願日: 2002年12月26日
公開日(公表日): 2004年07月22日
要約:
【課題】GCを実装するシステムにおけるヒープサイズ自動最適化処理方法に関し,スループットと応答性能とのバランスから自動的に最適なヒープサイズを求めることを目的とする。【解決手段】ロギング処理部10は,オブジェクト生成/アクセス,GC開始/終了,GC時のオブジェクト生存情報,メソッド呼出し/復帰等に関するデータをログに記録する。分析処理部20は,ログに記録されたレコードをオブジェクトごとに整理し,オブジェクトごとの情報を時刻またはサイズに着目してソートし,必要ヒープサイズの推移およびオブジェクトの寿命特性を求める。見積り処理部30は,必要ヒープサイズデータ,オブジェクト寿命特性から,ユーザが指定した基準等に基づき最適なヒープサイズを見積もる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ガベージコレクションを実装するコンピュータシステムにおけるヒープサイズ自動最適化処理方法であって, 少なくともオブジェクトの生成時,オブジェクトのアクセス時およびガベージコレクション時に,オブジェクトの寿命を算出するための,生成したオブジェクトまたは生存しているオブジェクトの識別情報,サイズ情報または時間情報に関するプロファイルデータを収集し記録する第1の過程と, 前記記録されたプロファイルデータを分析し,各オブジェクトの寿命を算出するとともに,生存するオブジェクトのサイズを積算することにより,各時点における必要ヒープサイズを算出する第2の過程と, 前記第2の過程で算出した各オブジェクトの寿命に関する寿命特性および必要ヒープサイズの情報をもとに,スループット性能および応答性能のバランスから予め定められた基準またはオペレータから指定された基準に基づいて目的とするヒープサイズを決定する第3の過程とを有する ことを特徴とするヒープサイズ自動最適化処理方法。
IPC (2件):
G06F9/44 ,  G06F12/00
FI (2件):
G06F9/44 530S ,  G06F12/00 591
Fターム (1件):
5B060AA10
引用文献:
出願人引用 (2件)

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