特許
J-GLOBAL ID:200903019454943293

光パルス波形測定器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-065011
公開番号(公開出願番号):特開平8-233662
出願日: 1995年02月28日
公開日(公表日): 1996年09月13日
要約:
【要約】【目的】 広波長範囲な信号光の光パルス波形を測定する光パルス波形測定器の提供を目的とする。【構成】 信号光源6は任意の角周波数ωs で発振する信号光6aを出力し、ゲート光源7・8は角周波数ωg1・ωg2で発振するゲート光7a・8aを出力し、GTプリズム9は信号光6aを直線偏光にし、PBS10は前記ゲート光を直線偏光にしてBS11で両光を同一光軸上に合波し、非線形結晶14は両光の一部を和周波光14aと第2高調波14b・14cに変換し、ROM16は非線形結晶14が第1種位相整合する最適位相整合角度を記憶して信号光源6の発振角周波数ωs に対応した波長λs を入力した波長設定部17の指示でデータを出力し、このデータで移動ステージ群13は非線形結晶14を最適位相整合角度に移動し、波長設定部17は和周波光14aのみを取り出す光可変BPF19の中心波長を可変するとともにスイッチ18でゲート光源7・8を切り替え、受光器20で電気信号に変換して表示部22に再生する。
請求項(抜粋):
繰り返し周波数f0 の電気信号を発生する第1の信号発生器(1) と、信号発生器(1) と同期して繰り返し周波数f0 -Δfの電気信号を発生する第2の信号発生器(2) と、信号発生器(1) の出力を入力とし任意の角周波数ωs で発振して信号光(6a)を出射する信号光源(6) と、信号光(6a)を直線偏光にするグラン・テイラー偏光プリズム(9) と、信号発生器(2) の出力を入力とし、一定の角周波数ωg で発振してゲート光(7a)を出射するゲート光源(7) と、ゲート光(7a)を直線偏光にする偏光ビームスプリッタ(10)と、信号光(6a)とゲート光(7a)を同一光軸上に合波するビームスプリッタ(11)と、ビームスプリッタ(11)の出射光を入射し、信号光(6a)とゲート光(7a)の第2高調波(14b,14c) と和周波光(14a) を第1種位相整合により出射する非線形結晶(14)と、中心波長が可変し、非線形結晶(14)の出力を入力として、信号光(6a)とゲート光(7a8a) の両光の第2高調波(14b14c) を除去して和周波光(14a) だけを透過する光可変BPF(19)と、非線形結晶(14)の角度を調整する移動ステージ群(13)と、非線形結晶(14)が第1種位相整合して信号光(6a)とゲート光(7a)の第2高調波(14b14c) と和周波光(14a) を発生する最適位相整合角度(θoptopt )を記憶するROM(16)と、ROM(16)の出力を入力とし、移動ステージ群(13)を位置制御する制御回路(15)と、信号光源(6) の角周波数ωs に対応した波長λs を入力し、光可変BPF(19)の中心周波数を可変させるとともに、制御回路(15)に与えるデータをROM(16)に設定する波長設定部(17)と、光可変BPF(19)を透過した和周波光(14a) の光強度に比例した電気信号を出力する受光器(20)と、信号発生器(12) からの電気信号を入力とし、繰り返し周波数Δfのトリガ信号を発生するミキサ(23)と、ミキサ(23)からのトリガ信号をトリガ入力とし電気信号を波形再生する表示部(22)を備えることを特徴とする光パルス波形測定器。

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