特許
J-GLOBAL ID:200903019457379542

ポリエステルの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-008259
公開番号(公開出願番号):特開平6-220173
出願日: 1993年01月21日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】【目的】 透明性、機械的強度及び色相の優れた成形品、特に容器をより一層の成形速度で成形するのに有用なポリエステルの製造方法を提供する。【構成】 主たるエステル単位がエチレンテレフタレートでありかつジエチレングリコール成分が0.9〜2.2重量%共重合されているポリエステルを製造するに際し、エステル交換反応の触媒としてチタニウムテトラアルコキシドを有機カルボン酸で処理した有機チタン化合物をチタン金属として1〜10ミリモル%(ポリエステルの全酸成分に対し)用い、エステル交換反応が実質的に終了したのちに正リン酸を3〜40ミリモル%(ポリエステルの全酸成分に対し)でかつ正リン酸/有機チタン化合物のモル比が2〜10となる量添加し、重縮合反応初期以前の段階でアントラキノン系化合物を0.05〜0.8ppm(ポリエステルの重量に対し)添加し、そして重縮合反応触媒として水コロイド処理した結晶性二酸化ゲルマニウムを用いて固有粘度が0.7〜0.8となるまで重縮合反応を行うことを特徴とするポリエステルの製造方法。
請求項(抜粋):
主たるエステル単位がエチレンテレフタレートでありかつジエチレングリコール成分が0.9〜2.2重量%共重合されているポリエステルを製造するに際し、エステル交換反応の触媒としてチタニウムテトラアルコキシドを有機カルボン酸で処理した有機チタン化合物をチタン金属として1〜10ミリモル%(ポリエステルの全酸成分に対し)用い、エステル交換反応が実質的に終了したのちに正リン酸を3〜40ミリモル%(ポリエステルの全酸成分に対し)でかつ正リン酸/有機チタン化合物のモル比が2〜10となる量添加し、重縮合反応初期以前の段階でアントラキノン系化合物を0.05〜0.8ppm(ポリエステルの重量に対し)添加し、そして重縮合反応触媒として水コロイド処理した結晶性二酸化ゲルマニウムを用いて固有粘度が0.7〜0.8となるまで重縮合反応を行うことを特徴とするポリエステルの製造方法。
IPC (2件):
C08G 63/183 NMV ,  C08G 63/183 NMW

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