特許
J-GLOBAL ID:200903019466116090

電気化学電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川口 義雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-036989
公開番号(公開出願番号):特開平7-085878
出願日: 1994年03月08日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】 再充電可能な電気化学電池の提供。【構成】 電気化学電池は、アノードとして、A[B2 ]X4 スピネルの[B2 ]X4 n-スピネル型骨格構造を持つリチウム遷移金属酸化物又は硫化物を具備する(ここで、A及びBは、Li、Ti、V、Mn、Fe及びCoから選択される金属カチオン、Xは、酸素又は硫黄、そしてn-は、骨格構造の構造単位[B2 ]X4 の全電荷に相当する。完全に放電した状態における遷移金属カチオンは、Tiに対して+3、Vに対して+3、Mnに対して+3.5、Feに対して+2、及びCoに対して+2より大きい平均の酸化状態を有する。)。電池は、カソードとして、リチウム金属の酸化物又は硫化物化合物を包含する。電気的に絶縁性のリチウム含有液体又は高分子の電気的に導電性の電解質がアノードとカソードの間に設けられている。
請求項(抜粋):
アノードの少なくとも一部分として、A[B2 ]X4 スピネルの[B2 ]X4 n-スピネル型骨格構造を持つリチウム遷移金属酸化物又は硫化物化合物(ここで、A及びBは、Li、Ti、V、Mn、Fe及びCoから選択される金属カチオン、Xは、酸素(O)又は硫黄(S)、そしてn-は、骨格構造の構造単位[B2 ]X4 の全電荷に相当し、そして完全に放電した状態における遷移金属カチオンは、Tiに対して+3、Vに対して+3、Mnに対して+3.5、Feに対して+2、及びCoに対して+2より大きい平均の酸化状態を有する)と、カソードの少なくとも一部分として、リチウム金属酸化物又は硫化物化合物、及びアノードとカソードの間の電気的に絶縁性のリチウム含有液体又は高分子の電気的に導電性の電解質、とを具備し、電池の放電に際し、リチウムイオンがアノードのスピネル型骨格構造から引き出され、アノードの金属イオンの酸化状態がその結果増加し、一方、カソードの化合物中にリチウムイオンの共存挿入が生起し、カソードの金属イオンの酸化状態が対応的に減少する電気化学電池。
IPC (4件):
H01M 6/16 ,  H01M 4/02 ,  H01M 4/58 ,  H01M 10/40
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭58-220362
審査官引用 (1件)
  • 特開昭58-220362

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