特許
J-GLOBAL ID:200903019470988264

ほうろう用アルミニウムキルド冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂上 照忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-069755
公開番号(公開出願番号):特開平6-279864
出願日: 1993年03月29日
公開日(公表日): 1994年10月04日
要約:
【要約】【目的】優れたほうろう特性(耐爪飛び性、密着性など)と加工性を兼ね備えた、ほうろう用Alキルド冷延鋼板の製造方法の提供。【構成】重量%で、C:0.01〜0.2 %、Si: 0.8%以下、Mn: 0.1〜0.5 %、P: 0.1%以下、N: 0.002〜0.02%及びsol.Al:0.02〜0.1 %を含有し、残部がFeと不純物(特に、Sは0.02%以下)からなる鋼を、熱間圧延した後、 620〜750 °Cの温度で巻取り、酸洗、冷間圧延、再結晶温度以上 700°C以下の温度で連続焼鈍し、さらに 750°C以下の温度で箱脱炭焼鈍(C含有量: 0.005%以下)を施す。前記の鋼として、さらに、下記 (1)式を満たす0.02〜0.1 %Cu、および/または0.0003〜0.0050%Bを含有させた鋼を用いれば、ほうろう密着性および/または加工性を一層高めることができる。1.5 ≦Cu(%)/P(%)≦5.0 ・・・ (1)
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.01〜0.2 %、Si: 0.8%以下、Mn: 0.1〜0.5 %、P: 0.1%以下、N: 0.002〜0.02%およびsol.Al:0.02〜0.1 %を含有し、残部がFeおよび不可避的不純物からなり、不純物中のSが0.02%以下である鋼を、熱間圧延した後、 620〜750 °Cの温度で巻取り、次いで酸洗および冷間圧延した後、再結晶温度以上 700°C以下の温度で連続焼鈍し、さらに 750°C以下の温度でC含有量が 0.005%以下になるように脱炭箱焼鈍を施すことを特徴とするほうろう用アルミニウムキルド冷延鋼板の製造方法。
IPC (5件):
C21D 9/46 ,  C21D 3/04 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭43-002014

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