特許
J-GLOBAL ID:200903019482413860

光ファイバジャイロにおける偏りを決定する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 深見 久郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-026001
公開番号(公開出願番号):特開平11-281373
出願日: 1999年02月03日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 光ファイバコイル中の広帯域源から互いに対向して伝搬する光ビームを含む光ファイバジャイロの性能を改良する方法を提供する。【解決手段】 光ビームの位相が光ファイバを通る光伝搬時間τと等しい時間間隔で、0から2π-δラジアンでδが無限小である階段状に変調され、階段は、逆符号のサニャック位相残留φSEの推定値と量(2πk+jφM )で指数kが-1、0、および1の値を取り、指数jが-1および1の値を取り得るものとの和である。位相角度φM はπラジアンより小さい正の定数である。干渉計4の出力光強度とサニャック縞数nとを決定し、指数対(k,j)の特定の値について広帯域光ビーム源の使用に帰因する干渉計4の出力光強度の誤差Pnkj を計算し、指数対(k,j)の確率の推定値Akjと光ファイバジャイロの出力の偏りεとを決定する。
請求項(抜粋):
光ファイバにおいて広帯域源から互いに対向して伝搬する光ビームを含む光ファイバジャイロにおける偏りを決定する方法であって、この光ビームの位相が光ファイバを通る光伝搬時間τとほぼ等しい時間間隔で光ファイバの一端または両端で階段状に変調され、前記階段は0から2π-δラジアンの範囲であり、δは無限小であり、前記階段はさらに、逆符号でのサニャック位相残留φSEの推定値と量(2πk+jφM )との和であり、指数kの許容値が-1、0、および1の値であり、指数jの許容値が-1および1の値であり、位相角度φM がπラジアンより小さい正の定数であり、前記方法は、干渉計の出力光強度を決定するステップと、広帯域光ビーム源の使用に帰因する干渉計の出力光強度における偏りεを計算するステップとを含む、方法。

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