特許
J-GLOBAL ID:200903019482632910

ハロゲン化銀写真感光材料

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-286138
公開番号(公開出願番号):特開平11-109539
出願日: 1997年10月02日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 簡易、迅速で環境に対する負荷の少なくかつカブリ発生の少ない感光材料と分光増感特性に優れた高感度ハロゲン化銀乳剤を提供する。【解決手段】 感光性ハロゲン化銀、還元剤およびバインダーを含む写真感光性層を有する、熱現像により現像される感光材料であって、該ハロゲン化銀乳剤の少なくとも1種が、50モル%以上の塩化銀を含む粒子よりなり、かつ、ハロゲン化銀粒子の全投影面積の50%以上が、粒子の外表面の50%以上が(111)面で構成されるハロゲン化銀粒子によって占められる感光性ハロゲン化銀乳剤であり、さらに、温度25°Cで、かつpH11において測定した、水中への溶解濃度に対するブタノール中への溶解濃度の比率(分配係数)の常用対数が0.6以上であるメルカプト化合物と、下記一般式(1)で表される化合物を含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。一般式(1)
請求項(抜粋):
支持体上に、少なくとも、感光性ハロゲン化銀、還元剤およびバインダーを含む少なくとも一層の写真感光性層を有する感光材料であって、該感光材料の露光後、該感光材料と、塩基および/または、塩基プレカーサーを含有する処理材料とを、これら材料の全塗布膜の最大膨潤に要する水の1/10から1倍に相当する水を、感光材料と処理材料の間に介在させて、貼り合わせた状態で加熱することにより画像を形成しうるハロゲン化銀写真感光材料において、該ハロゲン化銀乳剤の少なくとも1種が、50モル%以上の塩化銀を含む粒子よりなり、かつ、ハロゲン化銀粒子の全投影面積の50%以上が、粒子の外表面の50%以上が(111)面で構成されるハロゲン化銀粒子によって占められる感光性ハロゲン化銀乳剤であり、さらに、温度25°Cで、かつpH11において測定した、水中への溶解濃度に対するブタノール中への溶解濃度の比率(分配係数)の常用対数が0.6以上であるメルカプト化合物と、下記一般式(1)で表される化合物を含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。一般式(1)【化1】R1 及びR2 はアルキル基を表し、かつR1 およびR2 の少なくとも1つ以上は(CH2 )n1 COOH、(CH2 )n2 CONHSO2 R3 または(CH2)n3 SO2 NHCOR4 である。ここでR3 及びR4 はアルキル基であり、n1 、n2 およびn3 は1から5までの整数である。Z1 およびZ2 は5員または6員の複素環を完成するための原子群を表し、完成された複素環には環が縮合していてよい。p、qは0または1、mは0〜2である。L1 、L2 およびL3 はメチン基である。Xは無機または有機の酸アニオンであり、kは0または1である。
IPC (5件):
G03C 1/14 ,  G03C 1/035 ,  G03C 1/34 ,  G03C 1/42 ,  G03C 7/392
FI (7件):
G03C 1/14 ,  G03C 1/035 C ,  G03C 1/035 H ,  G03C 1/035 G ,  G03C 1/34 ,  G03C 1/42 ,  G03C 7/392 Z

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