特許
J-GLOBAL ID:200903019484825244

ダイナミックレンジ拡大カメラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-345861
公開番号(公開出願番号):特開2001-169177
出願日: 1999年12月06日
公開日(公表日): 2001年06月22日
要約:
【要約】【課題】 CCDカメラのパニング時にもシャッタ時間の異なる撮像信号(SHORT信号及びLONG信号)の合成処理を良好に施すこと。【解決手段】 順次走査の順次走査光電変換手段10が被写体を撮像すると、信号分離手段11は長時間露光(LONG)信号と短時間露光(SHORT)信号とに分離して出力する。第1,第2の時間伸長手段12,13は、夫々LONG信号、SHORT信号を時間伸長し、通常時間軸の撮像信号に変換する。信号レベル抑圧手段14はSHORT信号の入出力特性を抑圧し、オフセット調整手段15がオフセットを付加する。信号合成手段16は、LONG信号とSHORT信号に対して、その境界レベルで重み付け加算処理を行う。階調補正手段17は合成信号に改めて階調復元処理を施す。
請求項(抜粋):
撮像画像に対する長時間露光信号と短時間露光信号とを通常映像信号の倍の周波数で1/2ライン毎に交互に出力する順次走査光電変換手段と、前記順次走査光電変換手段から出力された映像信号を、倍周波数の長時間露光信号と倍周波数の短時間露光信号とに分離して出力する信号分離手段と、前記信号分離手段で分離された倍周波数の長時間露光信号を入力して時間伸長し、通常時間軸の長時間露光信号に変換する第1の時間伸長手段と、前記信号分離手段で分離された倍周波数の短時間露光信号を入力して時間伸長し、通常時間軸の短時間露光信号に変換する第2の時間伸長手段と、前記第2の時間伸長手段の出力する通常時間軸の短時間露光信号に対して階調特性を抑圧する信号レベル抑圧手段と、前記信号レベル抑圧手段の出力信号に対して所定のオフセットSを加算するオフセット調整手段と、前記第1の時間伸長手段の通常時間軸の長時間露光信号、及び前記オフセット調整手段から出力される通常時間軸の短時間露光信号を入力し、いずれか一方の露光信号の出力レベルが第1の乗換レベルLL 及び第2の乗換レベルLH (LH>LL )の範囲内にあるときレベル合成処理を施すと共に、前記露光信号の出力レベルが第1の乗換レベルLL 及び第2の乗換レベルLH の範囲外にあるとき前記第1の時間伸長手段から出力された通常時間軸の長時間露光信号、又は前記オフセット調整手段から出力された通常時間軸の短時間露光信号を切り換えて出力する信号合成手段と、前記信号合成手段の出力する合成露光信号のうち、短時間露光信号成分の階調特性を復元する階調補正手段と、を具備することを特徴とするダイナミックレンジ拡大カメラ。
IPC (2件):
H04N 5/235 ,  H04N 5/335
FI (2件):
H04N 5/235 ,  H04N 5/335 P
Fターム (13件):
5C022AB19 ,  5C022AB66 ,  5C022AC42 ,  5C022AC51 ,  5C022AC69 ,  5C024AA01 ,  5C024CA15 ,  5C024FA01 ,  5C024GA11 ,  5C024HA08 ,  5C024HA10 ,  5C024HA17 ,  5C024HA18

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