特許
J-GLOBAL ID:200903019485110605

映像信号の構造情報を抽出する映像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-324635
公開番号(公開出願番号):特開平9-161072
出願日: 1995年12月13日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 映像処理装置に関し、物体の動きや形状を反映した領域情報を用いて映像信号の階層表現に必要な構造情報を抽出することを目的とする。【解決手段】 各フレームの入力映像信号動画像系列からフレーム内領域を検出するフレーム内領域検出部1と、オプティカルフロー情報を推定するオプティカルフロー推定部2と、フレーム内領域情報とオプティカルフローにより動領域を検出する動領域検出部3と、オプティカルフローの大きさと方向成分及びフレーム内領域情報により動物体の形状と各領域を求め、各領域毎に動き情報の大きさと方向成分の平均値及び分散値を計算し初期領域を抽出する初期領域抽出部4と、動きパラメータを推定し各初期領域の境界線を中心に隣接した領域の動きパラメータによる動き補償予測誤差を求め予測誤差を最小にするように繰り返し初期領域の修正を行う動きモデルパラメータ推定及び領域修正部5とで構成される。
請求項(抜粋):
映像信号に含まれる画像情報を階層的に表現するための構造情報を抽出する映像処理装置であって、各フレームの映像信号を受け、前記映像信号中の各フレームの動画像系列からフレーム内領域を検出するフレーム内領域検出手段(1)と、前記映像信号の各フレーム間における局所的な動き情報を示すオプティカルフロー情報を推定するオプティカルフロー推定手段(2)と、各フレーム中の動領域と静止領域を判定するために、前記映像信号のフレーム内領域情報とオプティカルフロー情報を用いて、物体の動作及び背景の動きによる動領域を検出する動領域検出手段(3)と、前記動領域内において、前記オプティカルフロー情報の大きさと方向成分を用い、かつフレーム内領域情報に基づいて、動物体の形状とその動きに応じた各領域を求め、前記各領域毎に動き情報の大きさと方向成分の平均値及び分散値を計算し、これらの値を用いて初期領域を抽出する初期領域抽出手段(4)と、抽出された初期領域に対して、予め設定された動きモデルを前記初期領域に適用して動きパラメータを推定し、各初期領域の境界線を中心に隣接した領域の動きパラメータによる動き補償予測誤差を求め、この予測誤差を最小にするように繰り返し初期領域の修正を行う動きモデルパラメータ推定及び領域修正手段(5)と、を具備する映像処理装置。
IPC (3件):
G06T 7/20 ,  H04N 7/01 ,  H04N 7/32
FI (3件):
G06F 15/70 410 ,  H04N 7/01 Z ,  H04N 7/137 Z

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