特許
J-GLOBAL ID:200903019486787498

イソシアナート類の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 東海 裕作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-038506
公開番号(公開出願番号):特開平9-316045
出願日: 1997年02月06日
公開日(公表日): 1997年12月09日
要約:
【要約】【課題】 アミン塩酸塩化合物、特にポリアミン塩酸塩化合物のホスゲン化により対応するイソシアナート化合物を製造する際の反応速度の向上。【解決手段】 一般式[I]R1 -(NH2 ・HCl)n [I](式中、R1 はその基の中に-CO2 -あるいは-O-を含んでいてもよい脂肪族あるいは芳香族の炭化水素基を、nは1以上の整数を示す。)で表されるアミン塩酸塩化合物を、有機溶媒中、一般式[II]Al(X1 )(X2 )(X3 ) [II](式中、X1 ,X2 及びX3 はハロゲン原子又は低級アルキル基を示す。但し、X1 ,X2 ,X3 の少なくとも1つはハロゲン原子である。)で表されるアルミニウム化合物あるいはその会合体と、ハロゲン化四級アンモニウム塩又はハロゲン化四級ホスホニウム塩との接触の結果生じる80°C以下で液体であるイオン性を有する非水性液体組成物の存在下、ホスゲンと反応させることを特徴とする一般式[III ]R1 -(NCO)n [III ](式中、R及びnは前記と同じ意味を示す。)で表されるイソシアナート類の製造方法。
請求項(抜粋):
一般式[I]R1 -(NH2 ・HCl)n [I](式中、R1 はその基の中に-CO2 -あるいは-O-を含んでいてもよい脂肪族あるいは芳香族の炭化水素基を、nは1以上の整数を示す。)で表されるアミン塩酸塩化合物を、有機溶媒中、一般式[II]Al(X1 )(X2 )(X3 ) [II](式中、X1 ,X2 及びX3 はハロゲン原子又は低級アルキル基を示す。但し、X1 ,X2 ,X3 の少なくとも1つはハロゲン原子である。)で表されるアルミニウム化合物あるいはその会合体と、ハロゲン化四級アンモニウム塩又はハロゲン化四級ホスホニウム塩との接触の結果生じる80°C以下で液体であるイオン性を有する非水性液体組成物の存在下、ホスゲンと反応させることを特徴とする一般式[III ]R1 -(NCO)n [III ](式中、R及びnは前記と同じ意味を示す。)で表されるイソシアナート類の製造方法。
IPC (4件):
C07C265/00 ,  B01J 31/18 ,  C07C263/10 ,  C07B 61/00 300
FI (4件):
C07C265/00 ,  B01J 31/18 X ,  C07C263/10 ,  C07B 61/00 300

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