特許
J-GLOBAL ID:200903019487148529

獲得免疫機構を有する生物に感染する病原微生物に対し抗菌活性を有する化合物を自然免疫機構のみを有する生物を利用してスクリーニングする方法、および該抗菌活性を自然免疫機構のみを有する生物を利用して評価する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 清水 初志 ,  橋本 一憲
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2001003945
公開番号(公開出願番号):WO2001-086287
出願日: 2001年05月11日
公開日(公表日): 2001年11月15日
要約:
抗菌剤評価系として、自然免疫機構のみを有するカイコ幼虫が有用であるかについて検討した。カイコ幼虫への黄色ブドウ球菌あるいは緑膿菌の注射により、カイコ幼虫が感染死することを見出した。カイコ幼虫における抗菌剤の効果は、驚くべきことに、獲得免疫機構を有する生物であるヒトの臨床におけるこれら薬剤の有効性と一致していた。
請求項(抜粋):
獲得免疫機構を有する生物に感染する病原微生物に対し抗菌活性を有する化合物をスクリーニングする方法であって、 (a)自然免疫機構のみを有する生物に該病原微生物および被検試料を投与する工程、 (b)該自然免疫機構のみを有する生物の感染症状または生存の程度を検出する工程、および (c)被検試料を投与しない場合(対照)と比較して、該自然免疫機構のみを有する生物の感染症状を改善する、または生存の程度を向上させる化合物を選択する工程、を含む方法。
IPC (5件):
G01N33/15 ,  A61K45/00 ,  A61P31/04 ,  A61P37/02 ,  G01N33/50
FI (6件):
G01N33/15 Z ,  A61K45/00 ,  A61P31/04 ,  A61P37/02 ,  G01N33/50 Z ,  A61K37/02

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