特許
J-GLOBAL ID:200903019489431473

ファクシミリ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡辺 喜平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-101971
公開番号(公開出願番号):特開平7-288691
出願日: 1994年04月15日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】 孤立点を確実に除去し、白ラインスキップによる印字時間の短縮とともに、ノイズのない高品位の印字を可能し、像域を分離して疑似中間調の印字の劣化を阻止する。【構成】 復調部11から縮小処理演算部14を通じて処理した2値画データSaから孤立点除去部15が、注目画素と周囲画素との論理演算を行って孤立点の除去を行う。像域分離部16で周囲画素原稿濃度を算出する。この算出した稿濃度がしきい値より小さい場合は周囲濃度が薄く、2値画データ領域又は背景領域であり、孤立点除去した画データ信号を選択回路17で選択して出力する。原稿濃度BLがしきい値より大きい場合又は等しい場合は、周囲濃度が濃く中間調領域であり、注目画素の元の画データを選択回路17で選択して出力する。この画データを白ライン検出部18で白ラインを検出して印字部19でスキップ処理して印字を行う。
請求項(抜粋):
受信ファクシミリ2値データにおける注目画素に対する周囲画素の画信号パターンを論理演算し、前記注目画素が孤立点と判定された場合に当該孤立点除去を行う孤立点除去手段と、前記注目画素の周囲画素に基づいて算出した原稿濃度が、予め設定したしきい値より小さく周囲画素濃度が薄い場合に第1の選択信号を出力し、反対に周囲画素濃度が濃い中間調領域の場合に第2の選択信号を出力する像域分離選択手段と、前記第1の制御信号で前記孤立点除去手段からの画データを選択して出力し、かつ、前記第2の制御信号で前記注目画素データを選択して出力する選択手段と、を備えることを特徴とするファクシミリ装置。

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