特許
J-GLOBAL ID:200903019493907695
高張力冷延鋼板およびその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-429884
公開番号(公開出願番号):特開2004-332104
出願日: 2003年12月25日
公開日(公表日): 2004年11月25日
要約:
【課題】 微量のSi含有量で、引張強さ:590MPa以上で、かつTS×Elが19000MPa・%以上となる、複合組織型高張力冷延鋼板を提案する。【解決手段】 C:0.03〜0.20%、Si:0.4%以下、Mn:1.0 〜3. 0%を含み、Al:0.02%以下、N:0.008〜0.025%でかつN/Alが0.5 以上のスラブを、1000°C以上に加熱したのち、仕上圧延出側温度:800 °C以上とする仕上圧延を施し、750 °C以下で巻き取り、冷間圧延を施した冷延板にAc1 変態点以上における平均加熱速度を0.5 〜3°C/sとして、( Ac3変態点-50°C)〜( Ac3変態点+ 100°C)間の焼鈍温度に加熱し、10〜120 s保持した後、平均冷却速度:30〜100 °C/sで、{(500-303 C-300 N-31Mn-15Si)-270 }〜{( 500-303 C-300 N-31Mn-15Si)-70}°C の温度域まで冷却し、50s以上滞留させる。なお、焼鈍温度からの冷却は、平均冷却速度:1〜10°C/sで550〜750°Cの範囲の温度まで冷却する第一段と、平均冷却速度:15〜100 °C/sで、冷却停止温度Ts まで冷却する第二段冷却とからなる、二段階冷却としてもよい。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
質量%で
C:0.03〜0.20%、 Si:0.4 %未満、
Mn:1.0 〜3.0 %、 P:0.08%以下、
S:0.01%以下
を含み、Al、Nを、Al:0.02%以下、N:0.008〜0.025%の範囲内でかつN含有量とAl含有量との比、N/Alが0.5 以上となるように含有し、さらに固溶状態のNを0.005 %以上含み、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成と、体積率で、60〜94%のフェライト相と、3〜30%のマルテンサイト相と、3.0 %以上の残留オーステナイト相とを含む組織と、を有することを特徴とする高張力冷延鋼板。
IPC (4件):
C22C38/00
, C21D9/46
, C22C38/06
, C22C38/58
FI (4件):
C22C38/00 301U
, C21D9/46 F
, C22C38/06
, C22C38/58
Fターム (37件):
4K037EA01
, 4K037EA02
, 4K037EA05
, 4K037EA06
, 4K037EA10
, 4K037EA11
, 4K037EA13
, 4K037EA15
, 4K037EA16
, 4K037EA17
, 4K037EA18
, 4K037EA19
, 4K037EA20
, 4K037EA23
, 4K037EA25
, 4K037EA26
, 4K037EA27
, 4K037EA31
, 4K037EA32
, 4K037EA34
, 4K037EB05
, 4K037EB07
, 4K037EB08
, 4K037EB12
, 4K037EC04
, 4K037FA02
, 4K037FA03
, 4K037FC03
, 4K037FC04
, 4K037FE01
, 4K037FE02
, 4K037FE03
, 4K037FG00
, 4K037FG10
, 4K037FJ05
, 4K037FJ06
, 4K037FK03
引用特許:
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