特許
J-GLOBAL ID:200903019497833076

差動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 精孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-150528
公開番号(公開出願番号):特開平8-058422
出願日: 1995年06月16日
公開日(公表日): 1996年03月05日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構造によって確実な差動制限効果を得ることのできる差動装置を提供する。【構成】 ギヤケース1の回転力はボールホルダ5の長孔5aに保持された各ボール6を介して各ボールディスク3,4の溝3b,4bに伝達され、各ボールディスク3,4に回転差が生ずると、各溝3b,4bの案内によって各ボール6が長孔5a内を各ボールディスク3,4の軸方向に往復移動しながら各ボールディスク3,4の回転運動を連動させ、各ボールディスク3,4の差動が達成される。その際、各ボールディスク3,4に回転差を発生させる力が各ボールディスク3,4の一方のみから加わると、他方では差動時に従動側となるボール6が主動側である溝3bまたは4bを自らの動きに追従させようとするため、このボール6が溝3aまたは4aから反力を受け、これが抵抗となって各ボールディスク3,4の差動が制限される。
請求項(抜粋):
互いに周面を径方向に対向して同軸状に配置された一対の回転体と、各回転体を収容するケース体と、各回転体の径方向の対向面間に配置された複数の転動体と、各転動体を各回転体の間に保持する保持体とを備え、前記保持体には各回転体の軸方向に延びる複数の案内部を各回転体の径方向に貫通して設けて各案内部に各転動体を移動自在に収容し、各回転体の径方向の対向面には各転動体に係合する溝を回転体の周方向に連続して設け、各溝を各回転体に回転差が生ずると各転動体が前記案内部に沿って各回転体の軸方向に往復移動するように形成したことを特徴とする差動装置。
IPC (2件):
B60K 23/04 ,  F16H 48/12
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭53-136167

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