特許
J-GLOBAL ID:200903019505776656

変速機の冷却および潤滑システムおよび方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-248160
公開番号(公開出願番号):特開平11-132318
出願日: 1998年09月02日
公開日(公表日): 1999年05月21日
要約:
【要約】【課題】 内燃エンジンに駆動連結される機械式歯車変速機の潤滑および冷却性能を高める。【解決手段】 冷却および潤滑システム10を構成する機械式歯車変速機12は、カップリング16を介して内燃エンジン14に駆動連結してされている。変速機12のハウジング28に、所定量の潤滑流体34を収集する油だめ部36が形成されている。油だめ部36は、第1変速機ポート38、第1導管70および第2エンジンポート52を介してエンジン潤滑システム40のポンプ42の吐出側に接続され、また、第2変速機ポート60、第2導管72および第1エンジンポート48を介してエンジン油だめ44に接続されている。潤滑流体を循環させて変速機12およびエンジン14の各部を潤滑および冷却し、エンジン冷却システム54によって冷却する。潤滑流体をエンジン14および変速機12で共用するとともに、冷却効率を向上させることができる。
請求項(抜粋):
内燃エンジン(14)に連結可能な少なくとも1つの軸(24)と協働するギヤ列(32)を有する機械式歯車変速機(12)の冷却および潤滑システムであって、前記エンジン(14)は、エンジン冷却システム(54)およびエンジン潤滑システム(40)を備え、該エンジン潤滑システム(40)は、潤滑流体をエンジン油だめ(44)から循環させるポンプ(42)を備え、前記エンジン油だめ(44)は、該油だめ内の潤滑流体(50)に接続するための第1エンジンポート(48)を有し、前記エンジン潤滑システム(40)は、さらに、加圧潤滑流体に接続するための第2エンジンポート(52)を備え、さらに、前記ギヤ列(32)がその内部で回転するとき、前記ギヤ列(32)の少なくとも一部をはねかけ潤滑するのに充分な量の潤滑流体(34)を収集する油だめ部(36)を形成する変速機ハウジング(28)を備え、前記油だめ部(36)は、前記エンジン潤滑システム(40)に流体接続するための第1変速機ポート(38)を有し、前記ハウジング(28)は、前記エンジン潤滑システム(40)に接続するための第2変速機ポート(60)を有し、該第2変速機ポート(60)は、潤滑流体(34)を前記変速機の油だめ部(36)から前記エンジン油だめ(44)に戻しやすくするために、前記第1エンジンポート(48)よりも高い位置に配置されており、加圧潤滑流体を前記第2エンジンポート(52)から前記変速機(12)の前記油だめ部(36)へ前記第1変速機ポート(38)を介して供給して、前記変速機を潤滑するための第1導管(70)を備え、潤滑流体を前記第2変速機ポート(60)を介して前記変速機(12)から、前記第1エンジンポート(48)を介して前記エンジン油だめ(44)へ戻して、潤滑流体を前記エンジン冷却システム(54)によって冷却できるようにする第2導管(72)を備えていることを特徴とする冷却および潤滑システム。
引用特許:
審査官引用 (9件)
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