特許
J-GLOBAL ID:200903019514127407

無線電話装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-156882
公開番号(公開出願番号):特開平8-023572
出願日: 1994年07月08日
公開日(公表日): 1996年01月23日
要約:
【要約】【目的】 基地局の接続形態が変更されても基地局のダウンロード形態を変更することなくダウンロードできる無線電話装置を提供することを目的とする。【構成】 運用管理部26がダウンロード元の切り換え処理を行う。ダウンロード元がセンタ制御部22の場合は、センタ間通信制御部28が回線を介してチャネル確立などを行い、ダウンロードデータ送受信処理の実行によりダウンロードデータをメモリ管理部27に保存する。基地局24の場合は、基地局間通信制御部29を介してダウンロードデータの送受信処理を行い、同様に、ダウンロードデータをメモリ管理部27に保存する。ビハインド基地局25の下にも基地局が接続された場合には、基地局間のダウンロード処理で構成情報を通知し、上位基地局は、自己に接続されたビハインド基地局25の以下につながる基地局や無線制御部などの構成要素を1単位の構成情報として管理する。これらにより、基地局間の接続形態およびセンタとの接続の有無によってもダウンロード処理を共通の手順で行う。
請求項(抜粋):
回線を介して行われるセンタ制御部からの遠隔制御によって、移動局と回線との発着信動作を制御する無線電話装置において、前記センタ制御部に回線を介して接続された単数又は複数の基地局を、ビハインド接続して設け、前記各基地局に、前記基地局内に設けられた無線制御部および回線制御部と前記各基地局の構成情報および運用状況に応じて、運用上の管理および制御を行う運用管理部と、前記センタ制御部と基地局間の信号情報を転送するため、信号転送機能およびそのフロー制御および順序制御を前記回線制御部を介して行い、ダウンロードの際のシーケンスの制御を行うセンタ間通信制御部と、ビハインド接続された他の基地局からのダウンロードデータの受信およびデータ通信を各基地局内に設けられた通信制御部を介して行い、ダウンロード処理のシーケンスの制御を行う基地局間通信制御部と、前記無線制御部と回線制御部および各基地局の前記構成情報と、前記センタ間通信制御部または基地局間通信制御部が受信したプログラムおよびパラメタとからなる前記ダウンロードデータを保存し、必要に応じて前記運用管理部による読み出しが可能なメモリ管理部とを設け、前記運用管理部を、ダウンロード元がセンタ制御部か基地局かに応じて、自動的に前記センタ間通信制御部と基地局間通信制御部を切り換えるよう構成し、前記センタ制御部を、回線を介して複数の前記基地局を1つの無線電話基地局として制御し、移動局と回線との前記発着信動作を制御するよう構成し、前記無線電話基地局を、前記運用管理部の前記切り換えによって、同一のダウンロード処理により前記ダウンロードデータの受信と保存を行うよう構成した無線電話装置。

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