特許
J-GLOBAL ID:200903019530177163
プロピレン系共重合体製造用触媒およびプロピレン系共重合体の製造方法
発明者:
,
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大家 邦久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-281058
公開番号(公開出願番号):特開平10-120734
出願日: 1996年10月23日
公開日(公表日): 1998年05月12日
要約:
【要約】【課題】 重合体の反応器への付着を伴わず、高コモノマー含量の高分子量プロピレン系共重合体を粒子状で与えるプロピレン系共重合体製造用触媒の提供。【解決手段】 (1)一般式(I)〔M1(R1)a(R2)b(R3)c(R4-L)d〕-[D]+ (I)(式中の記号は明細書に記載のとおりである。)で表されるイオン性化合物および微粒子担体を接触させて得られる固体触媒成分(A)および一般式(II)(式中の記号は明細書に記載のとおりである。)の構造を有するメタロセン化合物(B)からなるプロピレン系共重合体製造用触媒、および(2)前記プロピレン系共重合体製造用触媒の存在下にプロピレンとエチレンおよび/またはα-オレフィンを共重合し、プロピレン含量が70重量%の共重合体を得るプロピレン系共重合体の製造方法。
請求項(抜粋):
成分(A):一般式(I)【化1】 〔M1(R1)a(R2)b(R3)c(R4-L)d〕-[D]+ (I)(式中、M1はホウ素、またはアルミニウムであり、R1、R2およびR3は、各々同一でも異なってもよく、炭素数1〜20の炭化水素基、ハロゲン化炭化水素基、アルコキシ基、フェノキシ基またはハロゲン原子であり、R4は炭素数1〜20のアルキレン基、ハロゲン化アルキレン基、アリーレン基、ハロゲン化アリーレン基、シラニレン基、置換シラニレン基、シラアルキレン基、置換シラアルキレン基、オキサシラニレン基、置換オキサシラニレン基またはオキサシラアルキレン基であり、Lはシリル基、ヒドロキシル基、カルボキシル基またはアミノ基であり、a、bおよびcは0または1〜3の整数、dは1〜4の整数であり、かつa+b+c+d=4であり、Dは1価のカチオンである。)で表されるイオン性化合物および微粒子担体を接触させて得られる固体触媒成分、および成分(B):下記一般式(II)【化2】(式中、R5、R6、R7、R8、R9およびR10は、互いに同一でも異なってもよく、各々水素原子、ハロゲン原子、アルコキシ基、フェノキシ基または炭素数1〜20の炭化水素基であり、M2、M3およびM4は、互いに同一でも異なってもよく、各々炭素原子またはケイ素原子であり、p、qおよびrは0または1〜2の整数であり、かつ1≦p+q+r≦4であり、Q1およびQ2はシクロペンタジエニル骨格を有する炭化水素基であり、X1およびX2は、互いに同一でも異なってもよく、各々ハロゲン原子、水素原子、アルコキシ基、フェノキシ基、アミド基または炭素数1〜30の炭化水素基である。)の構造を有するメタロセン化合物からなるプロピレン系共重合体製造用触媒。
IPC (3件):
C08F210/06
, C08F 4/642
, C08F210/16
FI (3件):
C08F210/06
, C08F 4/642
, C08F210/16
引用特許:
前のページに戻る