特許
J-GLOBAL ID:200903019533573558

多孔質材の内部透視装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤巻 正憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-017957
公開番号(公開出願番号):特開平9-105741
出願日: 1996年02月02日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】 コンクリート構造物内の鉄、鉄筋、鉄管等の検出対象物の位置をその深さによらず容易に計測でき、ひび割れ深さ、空隙深さ、コンクリート厚さ及び異物位置等を計測でき、しかもこれらの計測精度が高い多孔質材の内部透視装置を提供する。【解決手段】 コンクリート構造物1の表面に配置され、超音波をコンクリート構造物1内に入力する超音波発振センサ5と、コンクリート構造物1内部にて反射した反射波を受信して電気信号に変換する受信センサ6とを有する。そして、この受信センサが検出した信号に対してフィルタリングをかけて、発振波の卓越振動数成分及びコンクリート構造物1の裏面からの反射波のうちの高次項のスペクトル成分を低減する。そうすると、このフィルタの出力は発振センサのピークの影響がなく、周波数特性がフラットな入力波により得られた受信波の周波数特性と同様になり、また反射波の高次項の影響がないスペクトルとなる。このスペクトルを基に、内部の鉄筋等の位置を透視する。
請求項(抜粋):
多孔質材の表面に配置され超音波を多孔質材内に入力する超音波発振センサと、多孔質材内部にて反射した反射波を受信して電気信号に変換する受信センサと、この受信センサが検出した信号に対し発振波の卓越振動数を低減すると共に振幅の大きい反射波の高次項のスペクトル成分を低減するフィルタ手段と、このフィルタ手段により得られたスペクトルを基に多孔質材内の検出対象物の位置を演算する演算手段とを有することを特徴とする多孔質材の内部透視装置。
IPC (2件):
G01N 29/10 506 ,  G01N 29/22 501
FI (2件):
G01N 29/10 506 ,  G01N 29/22 501
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平1-094205

前のページに戻る