特許
J-GLOBAL ID:200903019536806502
ゴム変性スチレン-アクリロニトリル系樹脂組成物及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐野 英一 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-012076
公開番号(公開出願番号):特開平7-206948
出願日: 1994年01月07日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】光沢及び機械的強度及び成形性を維持しながら漆黒性の向上や着色時の白っぽさを解消する樹脂を提供することにある。【構成】ゴム変成スチレンーアクリロニトリル系樹脂組成物において、マトリックス共重合体100重量部に対しゴム成分が3〜25重量部含まれ、該ゴム状物質の平均粒子径0.2〜2μm、その粒子径分布が2.0以下、0.2μm以上のゴム粒子の粒子表面凹凸度が20以下、樹脂のグラフト率が0.4〜1.0、膨潤比が6〜11である。
請求項(抜粋):
ゴム成分を溶解した芳香族ビニル系単量体とシアン化ビニル系単量体又はさらにこれらと共重合し得るその他のビニル系単量体とともに、塊状重合法または溶液重合法により共重合して得られるゴム変性スチレン-アクリロニトリル系樹脂組成物において、(a)マトリックス共重合体中の割合が芳香族ビニル系重合体60〜99重量%、シアン化ビニル系重合体1〜40重量%であり、(b)ゴム成分が共重合体樹脂相100重量部に対し3〜25重量部含まれ、(c)該ゴム成分が樹脂組成物中において平均粒子径0.2〜2μmの粒子として分散しており、その粒子径分布が2以下で、0.2μm以上のゴム粒子の粒子表面凹凸度が平均20以下、(d)樹脂のグラフト率が0.4〜1、膨潤比が6〜11であることを特徴とするゴム変性スチレン-アクリロニトリル系樹脂組成物。
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