特許
J-GLOBAL ID:200903019538055172
酸化物イオン導電体およびその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
千葉 剛宏 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-081362
公開番号(公開出願番号):特開2003-277024
出願日: 2002年03月22日
公開日(公表日): 2003年10月02日
要約:
【要約】【課題】500〜700°Cの中温度領域における酸化物イオン導電率が著しく優れ、このために燃料電池等の運転温度を引き下げることが可能な酸化物イオン導電体およびその製造方法を提供する。【解決手段】酸化ランタン(La<SB>2</SB>O<SB>3</SB>)粉末、酸化ゲルマニウム(GeO<SB>2</SB>)粉末、および炭酸ストロンチウム(SrCO<SB>3</SB>)粉末を、最終的に得られる複合酸化物La<SB>l</SB>X<SB>m</SB>(AO<SB>4</SB>)<SB>6-n</SB>(ZO<SB>4</SB>)<SB>n</SB>O<SB>p</SB>において、8≦l+m<10、0≦m≦2、0≦n≦2、0≦p≦2となる割合で混合して成形した後に焼結し、酸化物イオン導電体とする。このLa<SB>l</SB>X<SB>m</SB>(AO<SB>4</SB>)<SB>6-n</SB>(ZO<SB>4</SB>)<SB>n</SB>O<SB>p</SB>の結晶の構造は、アパタイト型構造に属する。アパタイト型構造における2aサイトを占有するO<SP>2-</SP>14がc軸方向に沿って移動することにより、酸化物イオンの導電が起こる。
請求項(抜粋):
ランタンと、4価の元素Aと、ランタンと置換して存在する2価あるいは4価の元素X、または前記元素Aと置換して存在する3価あるいは5価の元素Zの少なくともいずれか一方とを含有し、組成式がLa<SB>l</SB>X<SB>m</SB>(AO<SB>4</SB>)<SB>6-n</SB>(ZO<SB>4</SB>)<SB>n</SB>O<SB>p</SB>(ただし、8≦l+m<10、0≦m≦2、0≦n≦2、0≦p≦2)で表される複合酸化物からなり、かつ結晶の構造がアパタイト型構造に属することを特徴とする酸化物イオン導電体。
IPC (7件):
C01B 13/18
, C01G 17/00
, H01B 1/06
, H01B 1/08
, H01B 13/00
, H01M 8/02
, H01M 8/12
FI (7件):
C01B 13/18
, C01G 17/00
, H01B 1/06 A
, H01B 1/08
, H01B 13/00 Z
, H01M 8/02 K
, H01M 8/12
Fターム (24件):
4G042DA02
, 4G042DA03
, 4G042DB01
, 4G042DB22
, 4G042DB29
, 4G042DB31
, 4G042DC01
, 4G042DD08
, 4G042DE03
, 4G042DE12
, 5G301CA02
, 5G301CA12
, 5G301CA19
, 5G301CA28
, 5G301CD01
, 5H026AA06
, 5H026BB00
, 5H026BB01
, 5H026BB02
, 5H026BB06
, 5H026BB08
, 5H026EE13
, 5H026HH05
, 5H026HH08
引用特許:
引用文献:
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