特許
J-GLOBAL ID:200903019542166124

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 滝本 智之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-332990
公開番号(公開出願番号):特開平9-170571
出願日: 1995年12月21日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】【課題】 旋回鏡板と旋回鏡板支持部との間の微少な隙間で圧力上昇が起こり、旋回鏡板と固定渦巻羽根部材の摺動面に大きな荷重が掛かり、損失が発生する。【解決手段】 旋回鏡板支持部23に圧力逃がし用の凹部、溝を設けたものである。また、旋回鏡板102背面のキー溝がこの凹部に連通する位置に配置したものである。これにより、旋回鏡板102と旋回鏡板支持部23との間の微少通路における圧力上昇を回避できる。
請求項(抜粋):
密閉容器の内部に電動機と、この電動機で駆動され、前記電動機側に吐出側圧力が作用する圧縮機構を配設し、前記圧縮機構は、固定鏡板の上に固定渦巻羽根を形成した固定渦巻羽根部材と、前記固定渦巻羽根と噛み合って複数個の圧縮作業空間を形成する旋回渦巻羽根を旋回鏡板の上に形成した旋回渦巻羽根部材と、この旋回渦巻羽根部材の自転を防止して旋回のみをさせる自転拘束部品と、前記固定鏡板の周辺平面と前記旋回鏡板の周辺平面とを摺動自在に当接させるとともに、前記旋回鏡板の背面との間の微少空隙を介して前記旋回鏡板の軸方向の動きを規制する旋回鏡板支持部を持つ軸受け部材と、前記旋回鏡板の背面の中心側に圧縮機構の吐出側圧力を作用させその外側に吐出圧力より小なる圧力が作用するように前記空隙を摺動自在に密封して仕切る背圧仕切帯を前記旋回鏡板支持部に有し、前記旋回鏡板支持部の外周平面部に対して前記微少空隙が前記旋回鏡板の中心側に向かって広くなるように前記旋回鏡板支持部に凹部を設けたスクロール圧縮機。
IPC (2件):
F04C 18/02 311 ,  F04C 18/02
FI (2件):
F04C 18/02 311 H ,  F04C 18/02 311 J
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平2-009973
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-009973

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