特許
J-GLOBAL ID:200903019543169151

不等沈下構築物の復元工法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-125928
公開番号(公開出願番号):特開平8-296248
出願日: 1995年04月26日
公開日(公表日): 1996年11月12日
要約:
【要約】【目的】 大重量の構築物であっても、薬液注入による地盤の改良技術を用いて、安全にかつ無理なく、短期間で復元することができる経済性の高い不等沈下構築物の復元工法を提供することを目的とする。【構成】 目的構築物の基礎下部に先端吐出部を位置させて所要間隔で複数の薬液注入ロッド5を設置し、これら薬液注入ロッド5によってゲル化タイムの短い1種または2種の薬液を所要のインターバルで各薬液注入箇所に順次切替えて注入操作を繰り返し、この薬液注入箇所を巡ぐるごとにそれらゲル化タイムの異なる薬液を交互に切替えて注入操作を行ない、注入薬液で要所に地盤強化層31を順次形成させ、かつこの地盤強化層31を次第に増大させ、この強化地盤層31の範囲を拡大させて広範囲に強化支持地盤を形成して、広範囲で基礎部に持上げ力を作用させてこの基礎部とともに構築物を持上げる操作を累積させ、前記構築物を正常状態に復元させる。
請求項(抜粋):
目的構築物の基礎下部に先端吐出部が位置するように所要の間隔で複数の薬液注入ロッドを設置し、これら薬液注入ロッドによってゲル化タイムの短い薬液を所要のインターバルで各薬液注入箇所に所要の順序で切替えて圧入する操作を繰り返し、各薬液注入箇所にて次回の薬液注入操作で先に注入強化された地盤及び薬液のホモゲル部を割裂させて前記薬液を注入することにより前記基礎下部に持上げ力を作用させ、この薬液注入操作の累積によって前記基礎部とともに構築物を持上げて、前記構築物を正常状態に復元させるに際し、前記薬液は1種または複数種のゲル化タイムの異なる薬液を用い、複数種のゲル化タイムの異なる薬液を用いる場合は薬液注入箇所を巡ぐるごとにそれらゲル化タイムの異なる薬液を交互に切替えて注入操作を行ない、注入薬液で要所に強化支持地盤を順次形成させるとともに、この強化支持地盤の範囲を拡大させて広範囲で前記基礎部に持上げ力を作用させることを特徴とする不等沈下構築物の復元工法。
IPC (3件):
E02D 35/00 ,  E02D 3/12 101 ,  E04G 23/06
FI (3件):
E02D 35/00 ,  E02D 3/12 101 ,  E04G 23/06 B
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特許第3126896号

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