特許
J-GLOBAL ID:200903019544052002

除湿乾燥装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋元 輝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-175600
公開番号(公開出願番号):特開平9-004875
出願日: 1995年06月20日
公開日(公表日): 1997年01月10日
要約:
【要約】【目的】簡易な送風システムにより回転型除湿用素子による室内の除湿・乾燥処理や回転型除湿用素子の再生処理を効率良く行ない、かつ、装置全体の小型化及びコストの低下を図るとともに、室内の暖房を行なえるようにする。【構成】ケース本体1内を吸込口9に連通する一次ゾーン1Aと、吹出口に繋がる三次ゾーン1Cと、この三次ゾーンと一次ゾーンと隣接する二次ゾーン1Bとに分割する。遠心送風型の送風機21にてケース本体内に室内の空気Aを吸込口から順に一次ゾーン、二次ゾーン及び三次ゾーンを経て吹出口10へと循環させるとともに、この送風機により二次ゾーンを通過して三次ゾーンへ至らせられる空気中の水分を円筒状の回転型除湿用素子31の除湿処理部位31Aに接させて吸着し除湿・乾燥させ、この乾燥空気Bを三次ゾーンへ至らせて吹出口10から室100内に排出する。回転型除湿用素子の熱回収処理部位31Cにて熱回収され加熱された再生用空気Cをケース本体内の三次ゾーンに至らせて吹出口から排気させる乾燥・暖房切換え手段を設けて暖房機能を付与する。
請求項(抜粋):
室内側に対面するパネル面に吸込口と吹出口とが設けられたケース本体内を、少なくとも前記吸込口に連通する一次ゾーンと、前記吹出口に繋がる三次ゾーンと、この三次ゾーンと前記一次ゾーンと隣接する二次ゾーンとに分割するとともに、前記ケース本体内に室内の空気を前記吸込口から順に一次ゾーン、二次ゾーン及び三次ゾーンを経て前記吹出口へと循環させる遠心送風型の送風機からなる送風手段と、前記二次ゾーンを通過して三次ゾーンへ至らせられる空気と接して、この空気中の水分を吸着して乾燥する円筒状の回転型除湿用素子からなる除湿・乾燥手段と、前記二次ゾーンから三次ゾーンに至る途上の空気の一部を前記除湿手段の回転型除湿用素子に通過させて熱回収を行なう熱回収手段と、この熱回収手段にて熱回収された空気を加熱しUターンさせて前記除湿手段の回転型除湿用素子に再生用空気を再通過させる再生手段と、この再生手段による再生後の空気を外部に排気する排気手段と、前記一次ゾーンから二次ゾーンに至る途上の空気を外部に排気する換気手段と、前記熱回収手段にて熱回収され加熱された再生用空気を前記三次ゾーンに至らせて前記吹出口から排気させる乾燥・暖房切換え手段とを具備し、前記再生手段は、前記回転型除湿素子の三次ゾーン側の再生処理部位と熱回収処理部位とに対応する部位に再生チャンバを配置し、この再生チャンバ内に前記回転型除湿素子の熱回収処理部位からの水分吸着後の分流空気の導入路と、この分流空気を前記回転型除湿素子の再生処理部位側にUターンさせてなる導出路とを隔壁にて区画形成し、かつこの導入路に前記回転型除湿素子の熱回収処理部位からの水分吸着後の分流空気を加熱する通風加熱面が矩形の電気ヒータを設ける一方、前記乾燥・暖房切換え手段は、前記再生チャンバの三次ゾーン側に面する前記電気ヒータの下流側の側壁に設けた連通口を開閉制御可能な切換えダンパにて形成され、この切換えダンパの開扉状態で前記電気ヒータにて加熱された再生用空気を前記三次ゾーンに至らせるようにするとともに、前記電気ヒータの通風加熱面が前記回転型除湿素子の熱回収処理部位に対して斜め状態の角度で対面するように配置して、前記切換えダンパの開閉許容空間を前記導入路のUターン部位側に形成したことを特徴とする除湿乾燥装置。
IPC (2件):
F24F 3/147 ,  F24F 7/08 101
FI (2件):
F24F 3/147 ,  F24F 7/08 101 C

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