特許
J-GLOBAL ID:200903019545058535
ネットワークキャッシュ装置およびネットワークキャッシュ制御手法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴江 武彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-145399
公開番号(公開出願番号):特開2001-325142
出願日: 2000年05月17日
公開日(公表日): 2001年11月22日
要約:
【要約】【課題】本発明の課題は、仮定したアクセスパターンに対しては、LRUよりもさらにヒット率が高く、仮定したアクセスパターン以外に対しても、フォルトするデータ量の所定値が保証されるキャッシュ制御を用いたネットワークキャッシュ装置およびネットワークキャッシュ制御手法を提供することにある。【解決手段】本発明は、各部分列におけるキャッシュフォルト回数をファイルごとに記憶しておくフォルト数管理テーブル16と、キャッシュされたファイルごとに優先度と最終参照時刻に加えマークされているかを区別する記号を記憶するファイル管理テーブル17と、優先度の低い順にファイルを選択し、最終参照時刻が古い順にファイル格納部15からファイルを削除した上で、ファイルをファイル格納部15に格納するキャッシュ制御部18を具備することを特徴とする。
請求項(抜粋):
ファイルを保存し提供するサーバーとファイルを利用する端末を結ぶネットワーク上に配置され、端末からリクエストされたファイルがファイル格納部にキャッシュされていれば、そのファイルをリクエスト元へ送出し、キャッシュされてなければファイルをサーバーから獲得し、リクエスト元へ送出すると同時にファイル格納部にキャッシュする、ネットワークキャッシュ装置において、端末から出されたリクエストの時系列を、リクエストされた相異なるファイルのサイズの合計がファイル格納部の容量を越えない最長の部分列に分割するとともに、各部分列におけるキャッシュフォルト回数を、ファイルごとに記憶しておくフォルト数管理テーブルと、ファイル格納部にキャッシュしたファイルごとに優先度を決める機能と、フォルト数管理テーブルに記憶されているファイルのフォルト数が所定の数に達したものにマークする機能を持ち、該キャッシュされたファイルごとに、該優先度と最終参照時刻に加え、マークされているかマークされていないかを区別する記号を記憶する、ファイル管理テーブルと、端末からリクエストされたファイルがファイル格納部にない場合、該サーバーから獲得したファイルを該ファイル格納部に格納するためのスペースがあれば、該サーバーから獲得したファイルを該ファイル格納部に格納し、該ファイル格納部に該サーバーから獲得したファイルを格納するためのスペースがない場合は、該端末からリクエストされたファイルを格納するスペースをつくるために、該ファイル管理テーブルに記憶された情報をもとに、優先度の低い順にファイルを選択し、マークされていないファイルであれば削除し、マークされているファイルであれば、それ以後は、該マークされているファイルも含めた残りのファイルの中から最終参照時刻が古い順に該ファイル格納部からファイルを削除した上で、該サーバーから獲得したファイルをファイル格納部に格納するキャッシュ制御部、を具備することを特徴とするネットワークキャッシュ装置。
IPC (9件):
G06F 12/00 546
, G06F 12/00 520
, G06F 12/08
, G06F 12/08 320
, G06F 12/12
, G06F 15/16 620
, G06F 15/16 645
, G06F 15/167
, G06F 15/177 682
FI (9件):
G06F 12/00 546 K
, G06F 12/00 520 E
, G06F 12/08 S
, G06F 12/08 320
, G06F 12/12 A
, G06F 15/16 620 B
, G06F 15/16 645
, G06F 15/167 A
, G06F 15/177 682 B
Fターム (18件):
5B005JJ13
, 5B005KK02
, 5B005LL11
, 5B005MM11
, 5B005QQ04
, 5B005VV04
, 5B045BB11
, 5B045BB28
, 5B045BB29
, 5B045BB47
, 5B045DD02
, 5B045DD12
, 5B045DD15
, 5B045EE03
, 5B045EE12
, 5B082CA16
, 5B082FA12
, 5B082HA08
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