特許
J-GLOBAL ID:200903019547863214

熱回収動力発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-011156
公開番号(公開出願番号):特開平6-221115
出願日: 1993年01月26日
公開日(公表日): 1994年08月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】低温排熱を活用して熱回収を行ない、これにより動力を効率的に取り出す熱回収動力発生装置を提供する。【構成】本装置は、高濃度の吸収剤溶液に水蒸気又は水分を吸収させ低濃度の吸収剤水溶液を生じる蒸気吸収器14と、この吸収剤水溶液を取り出すポンプ手段15と、このポンプ手段により圧送される吸収剤水溶液を加熱し水蒸気と高濃度の吸収剤溶液とに分離する蒸気分離器17と、分離した水蒸気を冷却し凝縮するコンデンサ18とを順次接続して吸収冷凍サイクル10を構成する一方、この吸収冷凍サイクル10に、低温排熱を利用して給水加熱を行なう蒸気発生器26と、この蒸気発生器からの蒸気で駆動する動力取出用蒸気タービン33とを備えた蒸気膨脹サイクル11を組み合せ、蒸気タービンの排気を蒸気吸収器に案内すると共に水蒸気分離器の底部から取り出す高濃度の吸収剤溶液を減圧装置19を介して蒸気吸収器に案内する。
請求項(抜粋):
高濃度の吸収剤溶液に水蒸気または水分を吸収させて低濃度の吸収剤水溶液を生じさせる蒸気吸収器と、この吸収剤水溶液を取り出してポンプアップするポンプ手段と、このポンプ手段により圧送される吸収剤水溶液を加熱して水蒸気と高濃度の吸収剤溶液とに分離させる蒸気分離器と、分離せしめられた水蒸気を冷却して凝縮させるコンデンサとを順次接続して吸収冷凍サイクルを構成する一方、この吸収冷凍サイクルに、低温排熱を利用して給水加熱を行なう蒸気発生器と、この蒸気発生器からの蒸気で駆動される動力取出用蒸気タービンとを備えた蒸気膨脹サイクルを組み合せ、前記蒸気タービンで仕事をしたタービン排気を前記蒸気吸収器に案内するとともに前記水蒸気分離器の底部から取り出される高濃度の吸収剤溶液を減圧装置を介して蒸気吸収器に案内したことを特徴とする熱回収動力発生装置。
IPC (2件):
F01K 25/00 ,  F01K 25/10
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-165075

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