特許
J-GLOBAL ID:200903019554572691

転炉製鋼の終点制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高矢 諭 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-137107
公開番号(公開出願番号):特開平6-264129
出願日: 1993年06月08日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】【目的】 経時的に操業条件等が変化する場合でも、転炉製鋼の終点における溶鋼中炭素濃度及び溶鋼温度を目標値に精度良く一致させる。【構成】 測定時の凝固温度 t1 、吹止時の目標炭素濃度 t2 、測定時の溶鋼温度 t3 、吹止時の目標溶鋼温度 t4 、測定時までに投入した副原料使用量 ti 、その他のプロセス情報 tk を入力とし、上記測定時から吹止までの必要酸素量(YA )及び必要冷却剤量(YB )をそれぞれ出力とする第1及び第2ニューラルネットワークを構築し、該両ニューラルネットワークを用いて上記必要酸素量及び必要冷却剤量を推定する。その際に、上記各入力情報等の実績値を用いて上記ニューラルネットワークの学習を行い、該ニューラルネットワークを構成するユニット間の結合の重み係数を修正する。
請求項(抜粋):
溶鋼温度及び凝固温度を転炉吹錬途中で測定し、その結果を用いて吹止時の溶鋼中炭素濃度及び溶鋼温度を目標値に一致させる転炉製鋼の終点制御方法において、前記吹錬途中の測定時までの操業情報と、測定した溶鋼温度及び凝固温度と、吹止時の目標炭素濃度及び目標吹止溶鋼温度とを入力とし、前記測定時から吹止までの必要酸素量及び必要冷却剤量を出力とするニューラルネットワークを構築し、該ニューラルネットワークを用いて上記必要酸素量及び必要冷却剤量を推定するに際し、実際に操業した際の、前記測定時までの操業情報と、吹錬途中で測定した溶鋼温度及び凝固温度と、吹止時の実績炭素濃度及び実績溶鋼温度とを用いて、上記ニューラルネットワークの学習を行い、該ニューラルネットワークを構成するユニット間の結合係数を修正することを特徴とする転炉製鋼の終点制御方法。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 転炉吹錬制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-011400   出願人:新日本製鐵株式会社

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