特許
J-GLOBAL ID:200903019557977374

固体電解コンデンサの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-106903
公開番号(公開出願番号):特開2005-294503
出願日: 2004年03月31日
公開日(公表日): 2005年10月20日
要約:
【課題】 静電容量及び耐圧の向上と、小型大容量化を可能とした固体電解コンデンサの製造方法を提供する。 【解決手段】 表面に酸化皮膜層が形成された陽極箔を陰極箔及びセパレータと共に巻回してコンデンサ素子を形成し、このコンデンサ素子を0.005wt%〜1.5wt%のPVA水溶液に、常温〜100°C前後の温度で5秒以上浸漬し、常温〜150°Cで3分以上乾燥する。そして、修復化成後、このコンデンサ素子に、濃度を5wt%以下に調製した導電性ポリアニリン溶液を含浸し、陽極箔に電圧印加した後(あるいは、電圧印加しながら)、溶媒を除去して、コンデンサ素子内で導電性ポリアニリンフィルムを形成する。その後、重合性モノマーと酸化剤を含浸して、導電性ポリマーからなる固体電解質層を形成する。その後、このコンデンサ素子を外装ケースに挿入し、開口端部に封口ゴムを装着して封止した後、エージングを行い、固体電解コンデンサを形成する。
請求項(抜粋):
誘電体酸化皮膜を形成した陽極電極体を有するコンデンサ素子の該陽極電極体上に、導電性ポリマーからなる電解質層を形成する固体電解コンデンサの製造方法において、 前記コンデンサ素子内にビニル基を有する化合物を存在させる工程と、 前記誘電体酸化皮膜を形成した陽極電極体に導電性ポリアニリン溶液を含浸し、この陽極電極体に電圧印加した後、溶媒除去して、導電性ポリアニリンフィルムを形成しつつ、この導電性ポリアニリンフィルムを前記誘電体酸化皮膜上に被着させる工程と、 を含むことを特徴とする固体電解コンデンサの製造方法。
IPC (3件):
H01G9/00 ,  H01G9/028 ,  H01G9/04
FI (6件):
H01G9/24 C ,  H01G9/05 L ,  H01G9/24 A ,  H01G9/02 331H ,  H01G9/02 331G ,  H01G9/05 G
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平2-15611号公報

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