特許
J-GLOBAL ID:200903019558179005
記憶装置およびその制御方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-051034
公開番号(公開出願番号):特開平6-267175
出願日: 1993年03月11日
公開日(公表日): 1994年09月22日
要約:
【要約】【目的】 ディスク装置のスループットを落すことなく、消費電力を低減することを目的とする。【構成】 現在のキャッシュ300のヒット率を保持するヒット率保持部200と、ヒット率の基準値を保持する規定値保持部210とを備える。ディスク装置は、動作モ-ド複数種類有する。コントロ-ラ120は、現在のヒット率と、上記基準値とを比較する。その結果、現在のヒット率が上記基準値を越えている場合には、消費電力の少ない動作モ-ドに移るべくコマンドを発行する。
請求項(抜粋):
複数の動作モ-ドを有し、記憶媒体として主記憶媒体とキャッシュ記憶媒体とを使用する記憶装置において、他の装置からの命令を受け付けるとともに、該命令の実行にともなって必要となる他の装置とのデ-タの授受を行う入出力手段と、上記主記憶媒体に記憶されたデ-タを読み出す主記憶読み出し手段と、上記主記憶読み出し手段によって読み出されたデータを上記キャッシュ記憶媒体に格納する機能と、上記キャッシュ記憶媒体に格納されたデ-タを読み出す機能とを備えたキャッシュ管理手段と、他の装置から読み出し命令を受けた回数をカウントし、アクセス回数として保持するアクセス回数保持手段と、他の装置から読み出し命令の対象となっているデ-タが上記キャッシュ記憶媒体に格納されているか否かを判定する判定手段と、上記判定手段による判定の結果、上記読み出しの対象となるデ-タが上記キャッシュ記憶媒体に保持されていた回数をカウントし、ヒット回数として保持するヒット回数保持手段と、上記ヒット回数と上記アクセス回数とを用いてヒット率を算出するヒット率算出手段と、動作モ-ド変更の基準となる、あらかじめ設定された第1規定値を保持する規定値保持手段と、上記ヒット率算出手段の算出した最新のヒット率と上記第1規定値とを比較し、該比較の結果に従って動作モ-ドの制御を行う動作モ-ド制御手段と、を有し、上記動作モ-ド制御手段は、上記動作モ-ドとして、少なくとも、上記主記憶媒体へのアクセスと、上記キャッシュ記憶媒体へのアクセスと、を行なうことのできる第1モ-ドと、上記第1モ-ドよりも消費電力が少なく、かつ、少なくとも上記キャッシュ記憶媒体へのアクセスが可能な第2モ-ドと、の少なくとも二つを備え、上記比較の結果、上記ヒット率が上記第1規定値よりも小さい場合には該記憶装置の動作モ-ドを上記第1モ-ドに移行させ、逆に、上記ヒット率が上記第1規定値よりも大きい場合には該記憶装置の動作モ-ドを上記第2モ-ドに移行させるものであること、を特徴とする記憶装置。
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