特許
J-GLOBAL ID:200903019558206711

冷凍機及びヒートポンプから油を洗い落とすための方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-516903
公開番号(公開出願番号):特表平8-505935
出願日: 1993年01月29日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】冷凍システム及びヒートポンプシステムのいずれかのシステムから同システムにおいて第1の種類の冷媒とともに使用される潤滑油を除去し、この油を第2の種類の冷媒と併用可能な油と取り替えるとともに、冷凍システム及びヒートポンプシステムのいずれかのシステムを、同第1の種類の冷媒により稼動するシステムから同第2の種類の冷媒により稼動するシステムに転換するための装置を開示している。同装置は洗浄されるシステム(1)に連結させるための外部装置(2)を有する。同外部装置は第1の種類の循環冷媒によりシステムを洗浄するための手段(7,10)を有し、同冷媒は油を溶解でき、油より高濃度であるために油を浮上させ、かつ飛沫状態で同伴することもできる。これらの手段はシステム(1)の全体又は選択部分並びに外部装置(2)中に冷媒を循環させようとするものである。同装置は冷媒をシステム(1)に戻す前に冷媒から油を分離するために、システムから離脱する冷媒と油との混合物を気化させるための手段(8)も有する。本発明は冷凍機又はヒートポンプの油を洗い流す方法にも関する。
請求項(抜粋):
冷凍システム及びヒートポンプシステムのいずれかのシステムから同システムにおいて第1の種類の冷媒とともに使用される潤滑油を除去し、この油を第2の種類の冷媒と併用可能な油と取り替えるとともに、冷凍システム及びヒートポンプシステムのいずれかのシステムを、同第1の種類の冷媒により稼動するシステムから同第2の種類の冷媒により稼動するシステムに転換するための方法において、 洗い流し処理中に前記油を浮上させ、かつ飛沫状態で同伴することができるように油を溶解可能で、かつ油より高濃度の第1の種類の循環冷媒によりシステムを洗浄して油を洗い流し、システム全体中及びシステムの選択部分中のいずれか並びに冷媒を循環させるのに使用される外部装置中に冷媒を循環させ、外部装置においてシステムから離脱する冷媒と油との混合物を気化させ、冷媒をシステムに戻す前に冷媒から油を分離し、システムから望ましい程度に油が洗い流されるまでシステム及び外部装置中に冷媒を循環させ続けることを特徴とする方法。

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