特許
J-GLOBAL ID:200903019558546229

橋梁用免震装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 久門 知 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-092310
公開番号(公開出願番号):特開平8-284114
出願日: 1995年04月18日
公開日(公表日): 1996年10月29日
要約:
【要約】【目的】 従来のように橋梁を、免震ゴムで免震しようとすると、橋軸方向及び橋軸直角方向とも同一の免震効果を得る。しかし免震により変位が大きくなるので、橋軸直角方向では橋桁と橋桁のジョイント構造が破損する恐れがあり、むやみに橋軸直角方向の免震は行えない。本発明では中小地震時には、橋軸方向のみの免震機能を発揮し、橋脚に損傷を及ぼすような大地震時には、橋軸方向と橋軸直角方向にも免震効果を持たせることが出来る橋梁用二方向免震装置を提供する。【構成】 橋軸方向にスライド可能な鋼製ダンパを、免震ゴムに付加する。中小地震時には、鋼製ダンパは降伏せずに橋軸方向にスライドし、免震ゴムが橋軸方向の免震装置となる。大地震時には、鋼製ダンパが降伏域に達し、橋軸直角方向にも免震装置となる。鋼製ダンパの剛性を変えることにより、橋軸直角方向の免震装置の剛性を任意の値にすることが出来る。
請求項(抜粋):
免震ゴムに、橋軸方向にスライドする鋼製ダンパを付加し、中小地震時は前記鋼製ダンパは降伏せず橋軸方向にスライドし、免震ゴムのみが免震効果を発揮し、大地震時は、前記鋼製ダンパが降伏して橋軸直角方向にも免震効果を発揮してなることを特徴とした橋梁用免震装置。
IPC (2件):
E01D 19/04 ,  E04H 9/02 331
FI (2件):
E01D 19/04 B ,  E04H 9/02 331 B
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-194078

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