特許
J-GLOBAL ID:200903019566996209

脱着式水中ポンプにおける接続部の洩れ止め装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-354566
公開番号(公開出願番号):特開平6-185491
出願日: 1992年12月15日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】脱着式水中ポンプの衝合わせ状対向面がポンプ駆動時の吐出圧によって離反しても、該離反部からの洩れを生じることなく、ポンプ本体の後方部に従来のような重い鉄塊を吊り下げる必要のない洩れ止め装置を提供すること。【構成】吐出導管4の槽内固定部4sに開設された連接口6と衝合わせ状に接続されるポンプ吐出口3の口端内周部に、弾性材料製チューブ13の一方の端縁部を固定させ、他方の端縁部を自由端としてポンプ吐出口3内へ背向状に収納させ、該チューブ13がポンプ駆動時の吐出圧により裏返し状に押し出されて連接口6内周へ嵌合し、ポンプ停止後本体部分9の引き揚げ時には該チューブ13がポンプ吐出口3内へ反転状に収納復帰せしめられるよう構成した。
請求項(抜粋):
吐出導管(4)の槽内固定部(4s)に開設された連接口(6)とポンプ吐出口(3)とが懸装機構(12)を介して離接自在に接合する脱着式水中ポンプにおいて、一方の端縁部をポンプ吐出口(3)の口端内周部に固定させた弾性材料製チューブ(13)の他方の端縁部を自由端としてポンプ吐出口(3)内へ背向状に収納させ、該ポンプ吐出口(3)を前記連接口(6)と衝合わせ状に接続してポンプを駆動させることによりその吐出圧で弾性材料製チューブ(13)が裏返し状に押し出されて連接口(6)内周へ嵌合し、ポンプ本体部分(9)の引き揚げに伴い上記裏返し状態にある弾性材料製チューブ(13)の上面部が上記連接口(6)内周の下面部に押圧されて内屈し、該チューブ(13)が表返し状に反転してポンプ吐出口(3)内へ収納復帰せしめられるよう構成したことを特徴とする、脱着式水中ポンプにおける接続部の洩れ止め装置。

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