特許

J-GLOBAL ID：200903019578390942

磁性を備えた高耐蝕性ステンレス鋼線及び篩分けフィルタ

発明者： 方 蘇春 ,  山田 雅夫 ,  寺田 勝信
出願人/特許権者： 神鋼鋼線工業株式会社 ,  真鍋工業株式会社
代理人 (1件)： 明田 莞
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-288225
公開番号（公開出願番号）：特開平10-130788
出願日： 1996年10月30日
公開日（公表日）： 1998年05月19日
要約：

【要約】【課題】 実用性、経済性に優れる高磁性・高耐蝕性・高耐摩耗性ステンレス鋼線並びにこのステンレス鋼線により形成されるメッシユを用いた篩分けフィルタの提供。【解決手段】 重量%で、C:0.01〜0.05%、Si:0.1〜1.5%、Mn:0.3〜1.0%、P:0.01〜0.04%、S:0.001〜0.03%、Ni:3〜8%、Cr:20〜30%、Mo:1.0〜6.0%を含有し、残りがFe及び不可避的不純物であって、固溶化処理後に微細結晶粒を得られる程度の伸線加工を施したのち、最終的に900〜1200°Cの間での固溶化処理によってフェライト量を体積比率で30.0〜80.0%にコントロールさせて製造されることを特徴とする磁性を備えた高耐蝕性ステンレス鋼線。また、Cr、Mo、Si、Ni及びMnが、重量%でCr+Mo+2Si≧4Ni+Mnの関係式を満足する。

請求項（抜粋）：

重量%で、C:0.01〜0.05%、Si:0.1〜1.5%、Mn:0.3〜1.0%、P:0.01〜0.04%、S:0.001〜0.03%、Ni:3〜8%、Cr:20〜30%、Mo:1.0〜6.0%を含有し、残りがFe及び不可避的不純物であって、固溶化処理後に微細結晶粒を得られる程度の伸線加工を施したのち、最終的に900〜1200°Cの間での固溶化処理によってフェライト量を体積比率で30.0〜80.0%にコントロールさせて製造されることを特徴とする磁性を備えた高耐蝕性ステンレス鋼線。

IPC (7件)：

C22C 38/00 302 ,  B01D 39/20 ,  B07B 1/46 ,  C21D 8/06 ,  C21D 9/52 103 ,  C22C 38/44 ,  C22C 38/48

FI (7件)：

C22C 38/00 302 Z ,  B01D 39/20 A ,  B07B 1/46 Z ,  C21D 8/06 B ,  C21D 9/52 103 B ,  C22C 38/44 ,  C22C 38/48

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平3-229841
  
• 高耐疲労・耐蝕性の2相ステンレス鋼ワイヤロープ
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-174459   出願人：神鋼鋼線工業株式会社
• 高耐疲労・耐蝕性の2相ステンレス鋼ワイヤロープ
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-027729   出願人：神鋼鋼線工業株式会社
• 特開平4-080347