特許
J-GLOBAL ID:200903019579554957

α-オレフィン重合体の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-095574
公開番号(公開出願番号):特開平5-295019
出願日: 1992年04月15日
公開日(公表日): 1993年11月09日
要約:
【要約】【構成】 下記成分A及びBから形成され、下記(i) 〜(ii)の予備重合条件でα-オレフィンの予備重合を行なった触媒に、α-オレフィンを接触させて重合させることからなる、α-オレフィン重合体の製造法。(i) 予備重合により生成した重合体が、GPC測定による数平均分子量が少なくとも100,000のものであること。(ii) 予備重合により生成した重合体量が、50(g-重合体/g-成分(A))を超えること。成分A 所定の遷移金属化合物成分B 所定のアルモキサン【効果】 簡便な方法で安定して粒子径が100μm以上の重合体の製造が可能となり、ポリマーの取扱いが容易になる。
請求項(抜粋):
下記の成分(A)および成分(B)から形成され、下記(i) および(ii)の予備重合条件でα-オレフィンの予備重合を行なった触媒に、α-オレフィンを接触させて重合させることを特徴とする、α-オレフィン重合体の製造法。予備重合条件(i) 予備重合により生成した重合体が、GPC測定による数平均分子量が少なくとも100,000のものであること。(ii)予備重合により生成した重合体量が、50(g-重合体/g-成分(A))を超えること。成分(A)下記の一般式(I)で表わされる遷移金属化合物、 Q(C5H4-m R1m)(C5H4-n R2n)MeXY (I)〔但し、Qは基(C5H4-m R1m)および基(C5H4-n R2n)を架橋する2価の炭化水素基、または非置換ないし炭化水素基置換シリレン基、またはゲルマニウム、リン、窒素、ホウ素もしくはアルミニウムを含有する2価の炭化水素残基であり、基(C5H4-m R1m)および基(C5H4-n R2n)はシクロペンタジエニル基、またはその誘導体であって、R1およびR2は各々水素、炭化水素基、ハロゲン基、または酸素、ケイ素、リン、窒素もしくはホウ素を含有する炭化水素基である(R1とR2は同一でも異なっていてもよく、またこれが複数個存在するときにその2個がそれぞれ他端で結合してシクロペンタジエニル基の一部と共に環を形成していてもよい)。Meは周期律表IVB〜VIB族遷移金属であり、XおよびYは各々水素、ハロゲン基、炭化水素基、アルコキシ基、アミノ基、リン含有炭化水素基、またはケイ素含有炭化水素基である(XとYは同一でも異なっていてもよい)。mは0≦m≦4、nは0≦n≦4である。〕成分(B)下記の一般式(II)または(III )で表わされるアルモキサン。【化1】(ここで、aは4〜30の数であり、R3は1価の炭化水素残基を示す。)
IPC (2件):
C08F 10/00 ,  C08F 4/642 MFG
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭63-199206
  • 特開平2-300212
  • 特開平4-213306
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