特許
J-GLOBAL ID:200903019580940011

動力出力装置およびその制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-331454
公開番号(公開出願番号):特開平10-159613
出願日: 1996年11月26日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】【課題】 要求トルクを原動機と電動機とに配分して駆動軸に出力する動力出力装置において、エミッションや運転特性を悪化させることなく素早く原動機を配分された負荷を出力する運転状態に移行させる。【解決手段】 エンジンの冷却水の温度WTや運転経過時間T,燃料の性状学習値F,吸気系のデポジット学習値Dに基づいてエンジンの最大負荷変化量Lmaxを算出し(ステップS110)、アクセルペダルの踏込量に応じて求められるエンジンの負荷変化量Lを最大負荷変化量Lmaxまでの値に制限する(ステップS114)。そして、制限された負荷変化量Lに応じてスロットルバルブの開度STを調整する(ステップS116)。この結果、エンジンは、供給される混合気の空燃比が目標とする空燃比から大きくずれることなくその負荷を大きくしていくことができ、エミッションや運転特性を悪化させない。
請求項(抜粋):
駆動軸に動力を出力する原動機と電動機とを備える動力出力装置であって、前記駆動軸に要求される要求トルクを検出する要求トルク検出手段と、該検出された要求トルクに基づいて前記原動機が負担する負荷の目標値である原動機目標負荷を演算する原動機目標負荷演算手段と、該演算された原動機目標負担の変化量を演算する目標負荷変化量演算手段と、前記原動機の運転変更の際の運転状態に影響を与える因子の状態を検出する因子状態検出手段と、該検出された因子の状態に基づいて前記原動機が許容する負荷の変化量の最大値である最大負荷変化量を演算する最大負荷変化量演算手段と、該演算された最大負荷変化量と前記原動機目標負荷の変化量とに基づいて、前記原動機が前記原動機目標負荷を出力する運転状態に移行するよう該原動機を制御する原動機制御手段とを備える動力出力装置。
IPC (6件):
F02D 29/02 ,  B60K 17/04 ,  B60K 25/00 ,  B60L 3/00 ,  B60L 11/18 ,  B60L 15/20
FI (6件):
F02D 29/02 D ,  B60K 17/04 G ,  B60K 25/00 Z ,  B60L 3/00 N ,  B60L 11/18 ,  B60L 15/20 K
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭61-057204
  • ハイブリッド自動車
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-305589   出願人:日産自動車株式会社

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