特許
J-GLOBAL ID:200903019588100632

並列計算機のネットワーク内データ転送制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹岡 茂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-053316
公開番号(公開出願番号):特開平7-239835
出願日: 1994年02月25日
公開日(公表日): 1995年09月12日
要約:
【要約】【目的】 ネットワークで障害が発生した場合に、障害部位を回避した迂回転送を実現することにある。【構成】 各ノードを計算機で構成した並列計算機のネットワークであり、各ノードにネットワーク障害の有無記憶手段55と迂回の有無及び迂回の種類を示す迂回転送用情報(迂回情報)を記憶した障害情報テーブル54を設け、無障害時には、発信ノードは無障害時に割り当てられるデータの種類をデータに付加しパケットを送信し、転送途中のノードではデータの種類に対応するバッファを指定し次のノードにデータを転送し、障害時には、発信ノードは受信ノードの情報に基づき上記テーブルを参照し得られた迂回情報をパケットのヘッダに付加すると共に迂回情報に基づきバッファの種類をデータに付加しパケットを送信し、転送途中のノードでは迂回情報に基づきバッファを指定し次のノードにデータを転送する。
請求項(抜粋):
複数のノードを有し、該各ノードを計算機で構成した並列計算機のネットワークであり、前記各ノードは、受信したデータの各種類に対応した複数種のバッファと、当該バッファの入力/出力管理手段と、複数種のバッファからの出力を選択する選択手段と、データを送信するときデータの種類を識別する為の情報を付加して転送する手段と、バッファの空き情報を送信側に通知する手段を備え、パケットをパケットのサイズよりも小さなデータの単位で伝送パス上を転送する並列計算機のネットワークにおいて、前記各ノードにネットワーク障害の有無を記憶する手段と迂回の有無及び迂回の種類を示す迂回転送用情報を記憶した障害情報テーブルを設け、ネットワーク障害の無い場合には、データを発信するノードは無障害時に割り当てられるデータの種類をデータに付加してパケットを送信し、データ転送途中のノードでは前記データの種類に対応するバッファを指定して次のノードにデータを転送し、ネットワーク障害の有る場合には、データを発信するノードはデータを受信するノードの情報に基づき前記障害情報テーブルを参照し得られた迂回転送用情報をパケットのヘッダに付加すると共に迂回転送用情報に基づきバッファの種類をデータに付加してパケットを送信し、データ転送途中のノードでは前記迂回転送用情報に基づきバッファを指定して次のノードにデータを転送するよう制御することを特徴とする並列計算機のネットワーク内データ転送制御方式。
IPC (2件):
G06F 15/16 470 ,  G06F 15/16

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