特許
J-GLOBAL ID:200903019593941513
連続的な乳化重合により保護コロイドで安定化されたポリマーの製法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢野 敏雄 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-366976
公開番号(公開出願番号):特開2003-212909
出願日: 2002年12月18日
公開日(公表日): 2003年07月30日
要約:
【要約】【課題】 シード・ラテックスを使用せずに変動する製品特性が無く、かつ単頂性の粒度分布を有する製品、および800nm〜1400nmの重量平均直径Dwを有する粒子を提供するビニルエステル-エチレン-コポリマー分散液の連続的な製法の提供。【解決手段】 ポリビニルアルコール成分を、その割合が1番目の圧力反応器に連続的に供給されるモノマーに対して、常に≦6質量%であるように1番目の圧力反応器中に計量供給し、ビニルエステル成分の10〜60質量%を2番目の圧力反応器中に計量供給し、1番目の反応器中で、レドックス開始剤組合せ物の酸化成分対モノマーの質量割合が、0.03〜0.07であるように維持し、1番目の圧力反応器中での滞留時間が2.5時間を上回らないことを特徴とする、連続的な乳化重合により、保護コロイドで安定化されたポリマーを製造する方法。
請求項(抜粋):
ビニルエステル、エチレンおよび場合により他のコモノマーを基礎とするポリビニルアルコールで安定化されたポリマーを、その水性ポリマー分散液の形または水中で再分散可能なポリマー粉末の形で、シード・ラテックスを使用せずにラジカルにより開始される連続的な乳化重合により、場合によりその際に得られるポリマー分散液を乾燥させることにより製造する際に、a)少なくとも2個の連続して接続された圧力反応器中で、40°C〜100°Cの温度および5〜100バールの圧力で、残留モノマー含量が3質量%未満になるまで実施し、引き続き少なくとも1個の無圧反応器中で20°C〜60°Cの温度および<1.0バールの圧力でさらに実施し、かつb)重合を酸化成分および還元成分から成るレドックス系を用いて開始し、その際、還元成分を少なくとも部分的に1番目の圧力反応器中に供給する方法において、c)ポリビニルアルコール成分を、その割合が1番目の圧力反応器に連続的に供給されるモノマーに対して、常に≦6質量%であるように1番目の圧力反応器中に計量供給し、d)ビニルエステル成分の10〜60質量%を2番目の圧力反応器中に計量供給し、e)1番目の反応器中で、レドックス開始剤組合せ物の酸化成分対モノマーの質量割合が、0.03〜0.07であるように維持し、f)1番目の圧力反応器中での滞留時間が2.5時間を上回らないことを特徴とする、ポリビニルアルコールで安定化されたポリマーを製造する方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (13件):
4J011AA04
, 4J011KA16
, 4J011KA21
, 4J011KA25
, 4J011KB07
, 4J011KB08
, 4J011KB09
, 4J011KB22
, 4J011KB29
, 4J015CA03
, 4J015CA04
, 4J015CA05
, 4J015CA08
引用特許:
出願人引用 (4件)
-
DE-A 2456576
-
US-A 4164489
-
EP-A 1067147
前のページに戻る