特許
J-GLOBAL ID:200903019599611264

画像処理装置および画像処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 五十嵐 孝雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-062476
公開番号(公開出願番号):特開平9-294212
出願日: 1997年02月28日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 色空間内に予め設定された格子点に画像データを割り付けることにより階調数の変換をするものにおいて、階調数変換により生じる量子化誤差に起因する画質の劣化を低減する。【解決手段】 色空間を予め分割して格子点を設定し、プレ階調数変換部140において、原カラー画像データORGを近接の格子点に割り当てる。この時、原画像データを格子点に割り当てることで量子化誤差が生じるが、平均的には誤差が所定値以下になるように割り付けることで、最終的な画像の色を保存している。格子点を設定する際、低濃度領域ほど細かく分割しておくことで、量子化誤差による画質の劣化を最小限にする。また、プレ階調数変換後にスムージングを行なうことにより、量子化誤差の影響を低減し画質を向上する。
請求項(抜粋):
2次元以上の色空間における座標値により表現された多色の画像を色補正して出力する画像処理装置であって、前記画像の各画素について、前記座標値を所定の階調数を用いて表現したカラー画像データを入力する入力手段と、前記座標値を表現する前記階調数よりも少ない階調数により前記色空間を分割し、かつ該色空間の所定の低濃度領域では他の領域よりも該色空間を細かく分割し、該分割を前記各次元について行なうことにより得られた格子点の座標値を前記色空間について記憶した格子点情報記憶手段と、該各格子点に対応して、前記カラー画像データの色に関する補正データを記憶した色補正テーブルと、前記入力されたカラー画像データの前記色空間内での座標値を、前記格子点からの隔たりが平均的には所定値以下となる手法に従って、前記格子点情報記憶手段に記憶された格子点の座標値に変換する格子点変換手段と、該変換された座標値に対応した格子点の補正データを、前記色補正テーブルから読み出し、補正済みのカラー画像データとして出力する色補正手段と、を備えた画像処理装置。
IPC (7件):
H04N 1/52 ,  B41J 2/525 ,  B41J 5/30 ,  G06T 5/00 ,  H04N 1/60 ,  H04N 1/405 ,  H04N 1/407
FI (7件):
H04N 1/46 B ,  B41J 5/30 C ,  B41J 3/00 B ,  G06F 15/68 310 A ,  H04N 1/40 D ,  H04N 1/40 C ,  H04N 1/40 101 E
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 画像処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-352899   出願人:セイコーエプソン株式会社

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