特許
J-GLOBAL ID:200903019607998475

車両用HST制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石山 博 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-312406
公開番号(公開出願番号):特開平8-184372
出願日: 1994年11月24日
公開日(公表日): 1996年07月16日
要約:
【要約】【目的】 ゴルフ場用エアレータ等の自走車を前後進させるHST12が制御レバー14の回動位置保持機構を内蔵していないHST制御装置10において、緊急時には、制御レバー14の操作用の手動操作レバー16が自動的に中立位置へ変える。【構成】 制御レバー14は、手動操作レバー16の揺動操作により回動して、HST12の出力の回転方向及び回転速度を変更する。戻し板52及びセクタ62は手動操作レバー16に取付けられ、戻し板52の上側及び下側戻しピン54,56は連行ブラケット38の上側及び下側窓58,60へ挿入される。ブレーキペダル92の踏込みに伴い、ベルクランク86が、回動して、係止アーム76を持ち上げて、係止ピン80を歯列72の歯間から抜いて、手動操作レバー16の揺動位置保持を解除する。また、連行ブラケット38が支点50の周りを揺動して、上側窓58又は下側窓60の側縁で上側又は下側戻しピン54,56を連行して、手動操作レバー16を中立位置へ移動させる。
請求項(抜粋):
(a)車両を前後進させるHST(12)、(b)前記HST(12)に設けられ回動位置に関係して前記HST(12)の出力の回転方向及び回転速度を変化させる制御レバー(14)、(c)運転者により揺動操作されて前記制御レバー(14)を回動させる手動操作レバー(16)、(d)歯列(72)を備え前記手動操作レバー(16)に取付けられた歯部材(62)、(e)前記歯列(72)の歯間への嵌入により前記手動操作レバー(16)を揺動方向へ係止し前記歯部材(62)の所定値以上の揺動力に対しては前記歯列(72)の歯間から押出されて前記歯列(72)に沿って摺動する係止部材(80)、(f)前記係止部材(80)を前記歯列(72)へ押圧する押圧部材(84)、(g)操作ペダル(92)の踏込みに伴い前記押圧部材(84)に抗して前記係止部材(80)を前記歯列(72)から離反させる係止解除部材(86)、及び(h)前記操作ペダル(92)の踏込みに伴い前記手動操作レバー(16)を前記制御レバー(14)の中立位置に対応する中立位置へ連行する連行部材(38)、を有していることを特徴とする車両用HST制御装置。
IPC (2件):
F16H 61/42 ,  B60K 41/26

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