特許
J-GLOBAL ID:200903019608516474

遮音構造選定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 布施 行夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-088707
公開番号(公開出願番号):特開平8-263073
出願日: 1995年03月22日
公開日(公表日): 1996年10月11日
要約:
【要約】【目的】 即座に自動的に最適な遮音構造を選定することができる遮音構造選定装置を提供することである。【構成】 判定者(120)は、音の再生手段(50,60)によって再生された実音をリアルタイムで聴きながら減衰量調整手段(70)を自由に操作し、音を聴き比べつつ自分の好みの音のレベルを指定することができる。そのようにして決定された判定者の調整量は、読込み手段によってコンピュータ(200)に読み込まれ、遮音構造選定手段(220)が、あらかじめ記憶されている遮音構造データ(300)に基づき比較判定を行い、判定者の要求する条件の下で、読み込まれた調整量(指定された音のレベル)に最も近似する遮音効果を実現するための遮音構造を自動的に選定する。したがって、判定者が最適と判断する遮音構造を、試聴による装置の調節結果に基づき、適確にかつ極めて短時間に選定できる。
請求項(抜粋):
判定者が所望する音のレベルを実現するための遮音構造を、電気的な信号処理を用いて自動的に選定する遮音構造選定装置であって、前記遮音構造を構成する遮音体上の音源側の音のレベルに相当する電気信号を作成する音源側の音の作成手段と、この音源側の音の作成手段によって作成された前記遮音体上の音源側の音のレベルに相当する電気信号のレベルを減衰させ、かつ、その減衰量が可変である減衰手段と、この減衰手段によって減衰された信号を受けて音を再生する音の再生手段と、前記減衰手段の減衰量を調整するための減衰量調整手段と、この減衰量調整手段による判定者の調整量を読み込む、調整量の読込み手段と、複数種類の遮音構造のデータを記憶している遮音構造データの記憶手段と、この遮音構造データの記憶手段に記憶されている前記複数種類の遮音構造のデータを検索し、前記読込み手段によって読み込まれた判定者の調整量に近似する遮音効果を実現できる遮音構造を選定する遮音構造選定手段と、を具備することを特徴とする遮音構造選定装置。

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