特許
J-GLOBAL ID:200903019616347592
超音波距離測定装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-341057
公開番号(公開出願番号):特開平8-184671
出願日: 1994年12月28日
公開日(公表日): 1996年07月16日
要約:
【要約】【目的】 ある測定幅内に於ける物体までの最短距離を高精度で計測し、更に不使用時は保護カバーを閉じて装置を保護する。【構成】 超音波の送信及び受信の双方を行なう超音波素子1を複数配置し、発振回路2からの送信信号を、所定の超音波素子7にのみ出力させる送信手段4、受信した1又は複数の受信信号を増幅整形して時間計測手段6へ送る受信手段5、受信手段5より送られた1或いは複数の受信信号の伝搬時間を計測する時間計測手段6、種々の制御を行なう測定制御手段8又は高速測定手段80及び複数のデータのなす円と楕円若しくは楕円と楕円の軌跡の交点座標により測定対象16の位置を特定して距離を求める座標計算手段9を具え、円と楕円若しくは楕円と楕円のなす交点座標から測定対象16までの距離を測定する。更に、駆動手段12及び保護カバー13を備え、装置を保護する。
請求項(抜粋):
タイミング制御回路(3)の制御の下で、発振回路(2)から出力された送信信号を送信回路(40)により増幅して超音波素子(7)に加え、測定対象(16)に向けて超音波を発し、測定対象(16)からの反射波を超音波素子(7)により受信して電気信号に変換し、該受信信号を受信回路(50)により増幅整形して時間計測回路(60)に送り、時間計測回路(60)において超音波を発してから反射波が超音波素子(7)に到達するまでの時間を計測し、該計測された時間を時間距離変換手段(10)により距離に変換して表示回路(11)に表示する超音波距離測定装置(100)に於て、超音波の送信及び受信の双方を行なう超音波素子(7)を複数配置し、複数の超音波素子(7)に接続され、発振回路(2)からの送信信号を測定制御手段(8)により指定された超音波素子(7)にのみ出力させる送信手段(4)、複数の超音波素子(7)に接続され、出力された超音波の反射波を超音波素子(7)が受信した1或いは複数の受信信号を増幅整形して時間計測手段(6)へ送る受信手段(5)、受信手段(5)より送られた1或いは複数の受信信号の伝搬時間を計測し、計測結果の時間データを測定制御手段(8)に出力する時間計測手段(6)、送信手段(4)の制御及び時間計計測手段(6)により計測された超音波の伝搬時間データのうち特定の複数の時間データを記憶し、該記憶された時間データを時間距離変換手段(300)により距離データに変換させ、更に座標計算部(9)に於て該複数の距離データより計測距離データを求めさせ、得られた計測距離データのうち最短の計測距離データを表示回路(11)へ出力する測定制御手段(8)、及び測定制御手段(8)に記憶された距離データより測定対象(16)の存在を円或いは楕円の軌跡上にとらえ、複数のデータのなす円と楕円若しくは楕円と楕円の軌跡の交点座標により測定対象(16)の位置を特定して測定対象(16)までの距離を求め、得られた計測距離データを測定制御手段(8)に送る座標計算手段(9)を具え、円と楕円若しくは楕円と楕円のなす交点座標から測定対象(16)までの距離を測定することを特徴とした超音波距離測定装置。
IPC (2件):
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