特許
J-GLOBAL ID:200903019617338716

チョコレート・コンパウンドを連続的に温度調節または予備結晶化する装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀧野 秀雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-029528
公開番号(公開出願番号):特開平8-256691
出願日: 1996年02月16日
公開日(公表日): 1996年10月08日
要約:
【要約】【課題】所要のスペースが極めて小さく、装置に滞留中にチョコレート・コンパウンドを正確な所定温度に冷却・加熱でき、チョコレート・コンパウンドの緊密な混合を達成し,”β”結晶の生成を促進でき、極めて短い加工時間を順守出来る装置を提供する。【解決手段】回転自在に軸支された部材と共働し、温度調節用液体を供給する入口および出口ならびに被処理製品の入口および出口を備えた位置不変の部材からなる温度調節装置。この場合、該装置は、円形ディスクの形状を有する位置不変の部材および回転自在に軸支された部材からなり、ディスクは、その対向面に、同軸に配設された環状突起を有し、1つのディスクの環状突起が、別のディスクの環状突起の間に形成された環状凹みに貫入し、横断面で見て、被加工製品の入口から加工ずみ製品の出口まで延びるメアンダー状推移を定め、同心に配置された環状突起を形成する金属板の周面の下方に、温度調節用液体の流路を設けたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
回転自在に軸支された構造部材(3)と共働し、温度調節用液体を供給する入口(36,31,50)および出口(33,54,37)ならびに被処理製品の入口(38)および出口(15)を備えた位置不変の構造部材(2)からなる、チョコレート・コンパウンドを連続的に温度調節または予備結晶化する装置(1)において、装置(1)の位置不変に配設された構造部材(2)および回転自在に配設された構造部材(3)が、円形ディスクの形状を有し、ディスク状構造部材(2,3)が、その対向面に、同軸に配置された環状突起(13,17)を有し、1つのディスク(12)の突起(13)が、別のディスク(16)の突起(17)の間に形成された環状凹みに貫入し、横断面で見て、被加工製品(P)の入口(38)から加工ずみ製品(P)の出口(40)まで延びるメアンダー状流路(20)を形成し、同心に配置された環状突起(13,17)を形成する周面(14,18)の下方に、温度調節用液体の流路(15,19)が設けてあることを特徴とする装置。

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