特許
J-GLOBAL ID:200903019621592899

自動変速機のロックアップ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-122786
公開番号(公開出願番号):特開平9-287657
出願日: 1996年04月22日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 ロックアップ制御中に変速が発生した場合でも、各変速状態により変化する諸変量に基づくリアルタイムフィードバック制御により、各々の変速時の運転状態に適した制御値を求めることで、その変速に起因する変速ショックを緩和することができる自動変速機のロックアップ制御装置を提供する。【解決手段】 変速指令検知手段により変速開始を検知した後、イナーシャ相検出手段によりロックアップ制御中の変速のイナーシャ相開始が判定された場合には、エンジン回転速度検出手段により求められた実際のエンジン回転数と、目標エンジン回転速度演算手段により算出された目標エンジン回転速度との差が「0」となるように、スリップ制御圧変化手段により各変速状態に対応した最適のロックアップ係合圧にリアルタイムフィードバック制御することができるため、各変速時の自動変速機の諸変量が変化しても、変速終了時にはロックアップクラッチの締結力を所定の範囲にするように自動変速機のロックアップ制御装置を構成した。
請求項(抜粋):
エンジンと自動変速機との間を直結するロックアップクラッチを有し、予め設定された変速線からエンジンの負荷量に基いて自動変速機のギア段を制御する変速制御手段と、車両の減速走行中には上記ロックアップクラッチのスリップ制御量を所定値に維持するようにスリップ制御圧を調整するスリップ制御手段と、を備えてなる車両用ロックアップクラッチのスリップ制御装置に、実際のエンジン回転速度を検出するエンジン回転速度検出手段と、ロックアップクラッチの締結中の変速指令を検知する変速指令検知手段と、前記変速指令検知後にトルク相からイナーシャ相への移行を検知するイナーシャ相検知手段と、前記イナーシャ相中の目標エンジン回転速度を演算する目標エンジン回転演算手段と、前記エンジン回転速度検出手段により検出されたエンジン回転速度と前記目標エンジン回転速度演算手段により演算された目標エンジン回転速度との差分がゼロとなるように上記ロックアップクラッチの締結力を変化させるスリップ制御圧変化手段と、を接続したことを特徴とする自動変速機のロックアップ制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/14 601 ,  F16H 61/14 ,  F16H 59:42 ,  F16H 59:68
FI (2件):
F16H 61/14 601 E ,  F16H 61/14 601 J
引用特許:
審査官引用 (5件)
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