特許
J-GLOBAL ID:200903019623396639

緩動電磁弁

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-225079
公開番号(公開出願番号):特開平6-050459
出願日: 1992年07月31日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、開弁時はプランジャ7に弱い第1の圧縮コイルばね11を作用させて開弁を容易にし、開弁後は強い第2の圧縮コイルばね15を作用させプランジャ7の動作速度を規制することにより、プランジャ7をリニアに緩動作動させることを目的とする。【構成】 本発明の緩動電磁弁は、固定吸引子2とプランジャ7との間に第1の圧縮コイルばね11を設け、一方、前記プランジャ7の中心部の穴13にはピストン14と第2の圧縮コイルばね15を内挿するとともに、その下端部には弁体8をプランジャ7と一体的に設け、前記固定吸引子2の下端部又はピストン14の上端部に前記開口12を通る凸部16を形成し、弁体8の所定量の開弁後に固定吸引子2に形成した凸部16とピストン14、あるいは、ピストン14に形成した凸部16と固定吸引子2とを当接させ、その後第2の圧縮コイルばね15の圧縮によりプランジャ7と固定吸引子2とを緩動的に当接させるようにしたことを特徴とするものである。
請求項(抜粋):
円筒状チューブ1の上端部に固定吸引子2を取付けると共に、下端部には弁座3,1次口4,2次口5を備えた弁本体6を取付け、前記チューブ1内には下端面に弁体8を備えたプランジャ7を摺動自在に支持し、チューブ1外周面にはコイル10を固定した電磁弁において、前記固定吸引子2とプランジャ7の上端部との間に第1の圧縮コイルばね11を設け、一方、前記プランジャ7の中心部には、該プランジャ7の固定吸引子2側と対抗する面から順次開口12と該開口12より大径の穴13を設け、該穴13には軸方向に摺動自在なピストン14と前記の第1の圧縮コイルばね11より強い第2の圧縮コイルばね15を内挿するとともに、その下端部には弁体8をプランジャ7と一体的に設け、前記固定吸引子2の下端部又はピストン14の上端部に前記開口12を通る凸部16を形成し、弁体8の所定量の開弁後に固定吸引子2に形成した凸部16とピストン14、あるいは、ピストン14に形成した凸部16と固定吸引子2とを当接させ、その後第2の圧縮コイルばね15の圧縮によりプランジャ7と固定吸引子2とを緩動的に当接させるようにしたことを特徴とする緩動電磁弁。
IPC (2件):
F16K 31/06 345 ,  F16K 31/06 305

前のページに戻る