特許

J-GLOBAL ID：200903019635774191

ポリオレフィンのグラフトコポリマー及びその製法

発明者： パオロ ガリー ,  アントニー ジェイ デニコラ ジュニア ,  ジャニーン エイ スミス
出願人/特許権者： ハイモント インコーポレイテッド
代理人 (1件)： 中村 稔 (外7名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平2-405143
公開番号（公開出願番号）：特開平6-157683
出願日： 1990年12月21日
公開日（公表日）： 1994年06月07日
要約：

【要約】【目的】 オレフィンポリマーの分解又はビスブレーキングを最小にし、ポリマー基体の架橋を生成させないでモノマーを一様にグラフトさせた粒状オレフィンポリマー物質を提供する。【構成】 イ)細孔の40%以上の直径:1ミクロン以上;細孔容積率:0.07以上ロ)表面積:0.1m2 /g以上、ハ)重量平均直径: 0.4〜7mmを有する粒状オレフィンポリマー物質上の遊離基部位に1種以上のビニルモノマーを遊離基開始グラフト重合させたオレフィンポリマーのグラフトコポリマー。1)粒状オレフィンポリマー物質を10〜85°Cでイオン化放射線で照射し、2)その後100°Cまでの温度でビニルモノマーで処理し、3)照射によりオレフィンポリマー中に生じた遊離基が存在する間非酸化性環境を維持し、最終段階で残留遊離基を失活させ、未反応モノマーを除去することを含む方法により製造する。

請求項（抜粋）：

(a) 細孔の40%以上が1ミクロンより大きい直径を有する少くとも約0.07の細孔容積率;(b) 少くとも0.1m2/gの表面積;及び(c) 約0.4〜7mmの範囲内の重量平均直径を有する、重合した状態の粒状オレフィンポリマー物質上の遊離基部位における少くとも1種のビニルモノマーの遊離基開始グラフト重合により形成された、一様にグラフトした粒状オレフィンポリマー物質。

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭56-081323
  
• 特開昭62-253638