特許
J-GLOBAL ID:200903019637372716

キュベット補正方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-071517
公開番号(公開出願番号):特開平10-267935
出願日: 1997年03月25日
公開日(公表日): 1998年10月09日
要約:
【要約】【課題】 反応容器の汚れに基づく被検試料の測定値の補正に用いる記憶データを複数データの平均化により求め、該記憶データの信頼性を向上させる。【解決手段】 反応テーブル1上に複数配置した反応容器(測定容器兼用)2を洗浄して再使用する反応容器直接測光方式の自動分析装置において、反応容器2が新品または清浄である場合、分析開始前に、水を入れた状態でキュベットブランク値を反応容器毎に測定して記憶し、分析動作中の洗浄時に、反応容器2に洗浄水を入れた状態で洗浄液測定値を反応容器毎に順次測定して記憶し、キュベットブランク値と最新の洗浄液測定値を含む複数データの平均値を各波長について反応容器毎に求めて順次更新記憶し、前記平均値から被検試料の測定に使用した該当反応容器の該当波長に関する記憶データを抽出し、該記憶データに基づいて前記被検試料の測定値を補正する。
請求項(抜粋):
複数の反応容器を備え、該複数の反応容器を洗浄して繰り返し使用するとともに測定容器としても使用して被検試料の測定を行う反応容器直接測光方式の自動分析装置において、前記反応容器が新品または清浄である場合、分析開始前に、前記反応容器に水を入れた状態で、キュベットブランク値を反応容器毎に測定して記憶する工程と、分析動作中の前記反応容器の洗浄時に、該反応容器に洗浄水を入れた状態で、洗浄液測定値を反応容器毎に順次測定して記憶する工程と、キュベットブランク値と最新の洗浄液測定値を含む複数データの平均値を前記波長の各々について反応容器毎に求めて順次更新記憶する工程と、前記平均値から被検試料の測定に使用した該当反応容器の該当波長に関する記憶データを抽出し、該記憶データに基づいて前記被検試料の測定値を補正する工程とから成ることを特徴とするキュベット補正方法。
IPC (2件):
G01N 35/02 ,  G01N 21/01
FI (3件):
G01N 35/02 E ,  G01N 35/02 A ,  G01N 21/01 Z

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