特許
J-GLOBAL ID:200903019643180071

直読試薬試験ストリツプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小田島 平吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-219060
公開番号(公開出願番号):特開平9-163999
出願日: 1996年08月02日
公開日(公表日): 1997年06月24日
要約:
【要約】【課題】 生物学的流体中の被検体の濃度を簡単に、正確に測定するための手段の提供。【解決手段】 多層試薬試験ストリップは、それに適用される液体試料中の被検体の濃度を測定する。試料はストリップに沿って配列された複数のアッセイ領域に導かれ、そこで被検体は試薬と反応して変色させることができる。各アッセイ領域は変色反応に関する阻害剤も含む。阻害剤濃度は連続するアッセイ領域において増加し;かくして変色する領域の数が被検体濃度の尺度となる。試験ストリップは全血試料中のグルコースの測定に特に適応させられる。好ましい実施態様の場合試料は、膜の選ばれた領域を圧潰することにより形成される流路に沿ってアッセイ領域に導かれ、アッセイ領域は膜の非圧潰領域である。
請求項(抜粋):
a)試料を受け取るための通し孔を有する底層;b)底層に面した試料側及びそれと反対の試験側を有し、被検体と反応して変色を生ずることができ、i)被検体と相互作用して過酸化水素を形成する第1成分;ii)過酸化水素と相互作用して変色する第2成分;ならびにiii)第2成分の変色を阻害する第3成分を含む試薬を含む膜層;c)底層及び膜層の間の中間層;ならびにd)i)膜層における非-吸収性領域;及びii)非-吸収性領域の表面を越え、膜層の長さに沿って並べられた複数の個別の吸収性アッセイ領域に試料を導くための、中間層に形成された流体輸送溝を含む、ストリップに沿って試料を分配するための計量手段を含み、阻害剤の濃度があらかじめ決められた方法でストリップの第1末端からの距離と共に増加し、試料が変色を起こさせるべき場合、試料にはそれに対応して増加する被検体濃度が含まれていなければならず、それで試料がストリップに適用されると1つ又はそれ以上のアッセイ領域が変色することができ、第1末端から最も遠い変色領域が試料中の被検体濃度を示す、ストリップに適用される生物学的流体の試料中の被検体の濃度を測定するための細長い多層試薬試験ストリップ。
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る