特許
J-GLOBAL ID:200903019646974230

コネクタハウジングの成形方法および成形用金型

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-088427
公開番号(公開出願番号):特開平10-284213
出願日: 1997年04月07日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 嵌合面に余分な抜き孔のできないハウジングを成形する。【解決手段】 固定金型31と可動金型32の接合面には、ハウジング1を成形すべく前側成形部33と後側成形部34とが設けられる。後側成形部34からはキャビティ成形部36が突設され、そこに設けられたアンダーカット部39によってランス11の係止突部14が成形される。ランス11の下面は前側成形部33の底面により形成される。ハウジング1の成形後に型開きされると、ハウジング1は後側成形部34で保持され、固定金型31が相対的に離間することで、ランス11の下面側に撓み変形空間Sが確保される。続いて突出ピン40が進出してハウジング1が突き出されると、ランス11が下方に撓み変形しつつ係止突部14がアンダーカット部39から外れ、ハウジング1が型外に取り出される。嵌合面1Aに端子挿入口7以外の開口のないハウジング1が成形される。
請求項(抜粋):
ハウジングには端子金具が収容されるキャビティが設けられるとともに、そのキャビティの側面には端子金具の係止用のランスが端子金具の挿抜方向に沿った片持ち状に形成され、かつこのランスは、内面側にキャビティ内に突出して端子金具に係止可能な係止突部を備えるとともに、外方への撓み変形が可能となっているコネクタハウジングを成形するための方法であって、互いに接離可能な一組の成形金型を備え、型閉じ状態において両成形金型の間でハウジングを成形し、この成形されたハウジングを一方の成形金型で保持しつつ型開きしたのち、残ったハウジングを突き出して取り出すようにするとともに、前記ハウジングの成形時において、そのハウジングを保持する側の成形金型に設けられたアンダーカット部によりランスの係止突部を成形するとともに、ランス成形部によりランスの外面側を成形し、型開き時には前記ランス成形部を退避させることでランスの撓み変形空間を確保し、ハウジングが突き出された場合に、ランスを撓み変形させつつ係止突部をアンダーカット部から外すようにしたことを特徴とするコネクタハウジングの成形方法。
IPC (4件):
H01R 43/18 ,  B29C 33/12 ,  B29C 33/44 ,  H01R 13/42
FI (4件):
H01R 43/18 ,  B29C 33/12 ,  B29C 33/44 ,  H01R 13/42 B

前のページに戻る