特許
J-GLOBAL ID:200903019649890119

ビデオゲーム機およびプログラム記憶媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 一色 健輔 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-315863
公開番号(公開出願番号):特開2001-129253
出願日: 1999年11月05日
公開日(公表日): 2001年05月15日
要約:
【要約】【課題】 予測が困難で多様性に富んだ舞台変化を楽しめるビデオゲーム機およびプログラム記憶媒体を提供する。【構成】 従来の繰り返しプレイが可能なビデオゲームにおけるゲーム引き継ぎ処理で行われているように、ゲーム舞台を規定する諸データをゲームストーリーのある一場面を指し示すポインタ的な役割としてのみに使用するのではなく、その諸データに日時データを付帯させることで前後プレイ間の経過時間に基づく変化をゲーム舞台に与える。また、ゲーム舞台に遊技者が直接コントロール可能な主人公を登場させ、その主人公のアクションにより舞台の構成要素に直接変化を与える。
請求項(抜粋):
ゲーム引き継ぎ処理に特徴を有するビデオゲーム機であって、次の事項(1)〜(9)により特定される。(1)ビデオゲーム機のコンピュータによって適宜な媒体に記録されたゲームプログラムが実行され、ゲームアルゴリズムに従ったゲーム論理プロセスによりゲーム進行状況データが生成され、そのゲーム進行状況データに基づいてCG描画プロセスによりゲーム映像が生成され、遊技者が取り扱うコントローラからの操作入力がゲームプログラムの実行処理プロセスに反映する。(2)前記ゲーム映像は、ゲームが進行するフィールドであるゲーム舞台と、このゲーム舞台で演技する主人公とに大別される。(3)前記主人公の演技には前記コントローラからの操作入力が直接的に反映する。(4)前記ゲーム舞台の様相は前記主人公の演技と連動して変化するとともに、前記主人公の演技とは独立しても変化する。(5)ゲームの正規開始時点では前記主人公を規定しているデータは初期化された状態でゲームが開始され、ゲーム継続期間が所定の条件を満たすとゲームは正規終了モードとなる。ゲームの正規開始から正規終了までの過程を1プレイと定義する。(6)前記1プレイ途中でゲームを一時中断した状態で作動停止命令があると、前記主人公および前記ゲーム舞台を規定しているデータを含む一時中断タイプのゲーム進行状況データが適宜な媒体に保存される。(7)作動開始命令があったとき、前記一時中断タイプのゲーム進行状況データが保存されていれば、そのゲーム進行状況データに基づいてゲームプログラムの実行処理プロセスが進行する。(8)前記1プレイを正規終了した状態で作動停止命令があると、前記ゲーム舞台を規定しているデータを含む正規終了タイプのゲーム進行状況データがその時の日時データとともに前記媒体に保存される。(9)作動開始命令があったとき、前記正規終了タイプのゲーム進行状況データが保存されていれば、前記日時データと現在日時とから求まる作動休止期間の長さをパラメータとするアルゴリズムで前記正規終了タイプのゲーム進行状況データに変化が加わり、その変化されたゲーム進行状況データと初期化された前記主人公規定データに基づいてゲームプログラムの実行処理プロセスが進行する。
Fターム (2件):
2C001BC10 ,  2C001BD07

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